大成功 ページ32
you side
無事に三日間すべての公演が終了した
メンバー達もやり遂げたことへの達成感を感じているようだった。
『…さて』
自分の作業室でパソコンやキーボードを
起動させる。
コンサート運営を進めながら温めていた曲たち
【花樣年華】と書かれたフォルダをクリックする
"人生で最も美しく幸せな瞬間"
彼らにぴったりだと思った。
このテーマで曲を製作しほぼ完成している
[I NEED U]
この曲が彼らにとって大きな力を与えてくれることに違いない。
そう確信できるほど自信作だった。
そして、全プロデュースをさせてもらっているからこそ出来ることである、
ミュージックビデオの脚本作りにも取り掛かり
あとはメンバーに説明を行うのみとなった。
青春の儚さ。美しさ…
"今"の彼らにしか表現出来ない。
『我ながら切ない歌詞だなぁ……』
今までの防弾少年団とは全く違う雰囲気の曲調
armyは受け入れてくれるだろうか
少し不安はある。
携帯を手に取り電話をかける
電話の相手は…
SG｢はい、｣
ユンギ。
『お疲れ様〜、今から作業室来れる？』
SG｢お〜行く行く｣
はーい、と電話を終わらせユンギが来るのを待つ
コンコン
とノックと同時にユンギが作業室に入り椅子に腰掛ける
『聴いてほしいものがあるの』
そう言い、ヘッドフォンを差し出す
ユンギは何も言わずにヘッドフォンを付けて
目を瞑った
音楽を流す
…♪【I NEED U】
音楽に聴き入る姿をずっと見つめていた
曲が終わりユンギがゆっくりとヘッドフォンを外す
SG｢…いつの間に…？｣
あれ…ダメだったかな？と不安が募る
『初めてみんなと会ったあの日にはもうメロディーが浮かんでた。それをどんどん膨らませて…今に至る…』
もう一度作り直さなきゃいけないかな？なんて考えていた
どれだけ私がいいものを作ったと思っても、その曲を背負っているのは紛れもない防弾少年団のメンバーだ。
そのメンバーが納得しなければ意味が無い
ユンギはそれからしばらく無言だった
『ユンギ…ごめん、また作り直す』
SG｢…そうじゃない｣
『え？』
SG｢…そうじゃなくて。この曲でカムバックする俺らを想像してた。いつも想像する。新曲で舞台に立つ自分達の姿を。きっとダンスもバッチリ揃えて歌っているんだろうとか…けどいつも、はっきり想像出来ないところがあった…それは
1位をもらうところ。｣
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スヒョン(プロフ) - 最近暑くない?さん» コメントありがとうございます(^^)レイいけめんですよね、、、こんな人がそばに居たら普通に私も一発で惚れてしまいます笑！私はテギ寄りのおるぺんです(＞＜)！これからもずっとずっとカッコイイ防弾少年団応援していきたいです(泣) (2018年8月6日 2時) (
レス) id: 5591f917db (このIDを非表示/違反報告)
最近暑くない? - なんでだろう、、、レイに惚れてしまう、、更新頑張ってください！作者さんは誰ペンですか？私はユンギよりのオルペンです！ (2018年8月5日 22時) (レス) id: 76fbcbb80d (このIDを非表示/違反報告)
スヒョン(プロフ) - はなさん» コメントありがとうございます(＞＜)！これからも期待に応えられるように更新頑張ります！コメント頂けて本当に嬉しいです、これからもよろしくお願いします(^^) (2018年8月4日 18時) (レス) id: 5591f917db (このIDを非表示/違反報告)
スヒョン(プロフ) - ＳＵＧＡペンさん» お返事遅くなりました(＞＜)コメントありがとうございます！読んでくださる方にそんなお言葉をいただけて嬉しい限りです(泣)もう少しで更新しますので楽しみに待っていただけたら嬉しいです！よろしくお願いします(^^) (2018年8月4日 18時) (レス) id: 5591f917db (このIDを非表示/違反報告)
はな - 今までに読んだことが無いような内容で本当に心惹かれました。とても面白いです！これからも応援しています^_^ (2018年8月3日 17時) (レス) id: 34c356c088 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：スヒョン | 作成日時：2018年7月28日 18時
