天才ダンサーの君 Part2

episode 50 ページ2

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You side






HIRO｢どうだ、ランペとは｣


｢まあ、ぼちぼちですね｣


HIRO｢三代目とかGENEみたいに仲良くなって欲しいんだけどな〜笑｣


｢なんでですか、また何か企んでるんですか？｣


HIRO｢言い方が悪いな、先を見据えてると言ってくれ笑｣









いつものように笑いながら自分の作業をするHIROさんを見ながら座り心地の良すぎるソファーにぐでっと座っていたら









HIRO｢で、スランプなんだって？｣


｢ほんと、なんで知ってるんですか.......｣


HIRO｢色々情報が届くもんでね笑｣









さすが、やっぱりこの人には隠せないなぁ









HIRO｢全体完成度的は？｣


｢GENEは終わったんですけど、ランペがな〜って感じです｣


HIRO｢まあ出会って間もないからな、無理もない｣


｢まだあんまり掴めてないです｣









どんな振りが1番似合うか、彼らの良さを最大限に引き出せる振りはあるか、まだ全然感覚が掴めていない

人数が多い分他のグループよりも時間がかかる








HIRO｢メンバーに相談でもしてみたらどうだ｣


｢んー、迷惑じゃないですかね？｣


HIRO｢自分のグループの新曲の振り付けに興味ないやつなんていないだろ｣








それに、既に何人かと仲良くなってるらしいしと書類を読みながら言うHIROさん

いや、ほんっとに思うんだけど









｢どっから、っていうか誰から聞いてるんですか？え、怖いんですけど｣


HIRO｢知られて困るような事じゃないじゃないか｣


｢でも自分の知らないうちにこんなに自分の事知られてるとは.......｣








私ストーカーされてないよね？大丈夫だよね？？







｢まあ、とりあえずメンバーに相談してみます｣


HIRO｢ああ、無理だけはするなよ。......この前みたいに｣


｢あはは、はーい.....｣









やっぱりその事も知られてるよね、だよね.....




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