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獄寺side
ベル「死ぬ程簡単な話さ。吹き荒れる気流を読んで、目標ライン上にそっとナイフを添える。」
ｶｯ!!
オレの頬を掠め、壁にナイフが刺さった。
頬には赤い液体が流れている感触がする。
獄寺「(…気流の流れを、読むだと…？)」
ベル「…嵐の守護者の使命って知ってる？」
突然の問いかけ。
唐突すぎて言葉は何も出てこなかった。
ベル「常に攻撃の核となり、休むことのない怒濤の嵐。
オレにはできるけど、お前にはできないね。」
獄寺「！！」
かなり自身があるようで腹立つ。
口角を上げ、白い歯が見えた。
ベル「それとさ、」
獄寺「………。」
ベル「アイツに手、出さないで欲しいんだけど。」
笑っていた口元は、今度はへの字に曲がり、少し怒りが伺えた。
獄寺「………アイツ…。」
Aの事…なのか？
ベル「ま、殺しちゃえばカンケーないけどさ。」
シャ「何つっ立ってんだ。立ち止まるな隼人。」
獄寺「！くっ…。」
ｶｶｶｶｶｯ!!
ギリギリで大量に飛んできたナイフを避ける。
獄寺「ふざけやがって！！」
ベルフェゴールとかいう奴の言葉が、妙に癪にさわった。
Aを…あんな奴に取られてたまるかって話だ。
獄寺「……。」
──『大好きだよ！！』
黒曜の時の、あの言葉。
幼い少女のように笑うアイツの顔。
獄寺「(……嬉しかった。)」
頑張れ、って意味なのは分かってる。
けど、それでも期待してしまう。
獄寺「(あの言葉はオレを強く押した。だから…)」
また、あの言葉を、笑顔を見たい。
あんな男には、渡さない。
獄寺「(ここはいったん引くか。奴の攻撃の届かねぇところに。)」
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桜歌(プロフ) - ゆっくりノワールさん» ずっとお返事できなくて申し訳ありませんでした！！ゆっくり待ってます、そう言ってもらえると、とても安心します。これからもこんな事があるかもしれませんが、それでもこの作品を見ていただけると嬉しいです！ (2017年8月1日 11時) (
レス) id: 64520691b8 (このIDを非表示/違反報告)
ゆっくりノワール - ゆっくり待っときます＼( 'ω')／ (2017年7月27日 16時) (レス) id: 6f03c68297 (このIDを非表示/違反報告)
桜歌(プロフ) - ごめんなさい！続編は来月になってしまいます！ほんっとうに申し訳ありませんﾝﾝ！！ (2017年7月26日 23時) (レス) id: 64520691b8 (このIDを非表示/違反報告)
マリア - 更新ありがとうございます。気長に待ってます。 (2017年7月14日 9時) (レス) id: 07cd81f65c (このIDを非表示/違反報告)
桜歌(プロフ) - マリアさん» 更新出来てなくて申し訳ありませんでした！もう少しスランプが続くことも考えられるので、気長に待っていただけるとありがたいです。またコメントもしてもらいたいです。 (2017年7月13日 20時) (レス) id: 64520691b8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：桜歌 | 作成日時：2017年6月10日 10時
