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デート5 ページ6

ノゼル様が何か言葉を続けようとした時




「A様、あんなにお腹が大きくなってたのか…!」

「本当ね!でも、こんなところにいて大丈夫なのかしら?」

「おい、あれ…銀翼の大鷲団の団長じゃないか……?」


「は?団の団長、しかも王族がこんな場所にいるわけないだろ……って嘘だろ?」


ざわざわと少し周りも騒がしくなってきてしまったため


私たちは、魔法騎士団本拠地にそのまま移動すべく、絨毯の高度をあげた。



極秘とあらば早い方が良いだろう、真っ直ぐに本拠地を目指す。



そこで、


ノ「魔法帝といえど、勝手な……
その席、私も同席するぞ。」

とノゼル様がぼやく。

先ほどの話はまた後で、か、
可能ならうやむやにしたい。うやむやにして、良い結果になるかは分からないが。


「ノゼル様…それは…」

私向けの任務なら、いくら夫といえどどうだろうか?



またノゼル様がマントの中に手をやり、今度は細長い道具を取り出す。団長用の通信魔道具だ。


ノ「魔法帝に繋いで欲しい。……あぁ、そうだ。…………
Aに極秘の任務があるとのことだ。あぁ、本拠地へ今向かっている…

………は、本拠地にいない?

あぁ、Aはここにいる。
………承知した。」






ノゼル様が、私に魔道具を手渡す。

私はそれを受け取り、マルクスさんと話し始めた。

「あ、マルクスさん!お久しぶりです。

私に任務があるとのことですが…」


マ「Aさん、こんにちは。お元気そうで何よりです。その件なんですが、できれば魔法帝から直接話しを聞いてもらいたいのですが…

……


あ!!!?ユリウス様!!!!一体今までどこをほっつき歩いていたんですか???また書類が山のように溜まってしまいましたよ?!!」


かすかに、ごめんよマルクスくん…でも魔法との出会いは一期一会だからね!などと弁解する魔法帝の声が聞こえてくる。


マ「Aさんとノゼル団長から連絡です。」

ユ「やぁ、バタバタしてしまってごめんね。元気だったかい?」


「はい!魔法帝も……その、お変わりないようで…」

相変わらずほっつき歩いてるのか、と苦笑してしまう。

肝心のユリウスはまたニコニコと笑うだけで、
マルクスが後ろで般若になっているのにまだ気づいていないようだ。

ユ「それで、あの極秘任務に関して、だよね?」

「はい、そうです。」



少し緊張してしまう。極秘任務とならば、身に危険が及ぶかもしれない。

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kzh - 3週目です!めっちゃ面白いし、全然飽きないし、毎回ドキドキしながら見てます!!更新楽しみにしてます! (2023年1月5日 14時) (レス) @page29 id: 8a619dd2b7 (このIDを非表示/違反報告)
LE(プロフ) - 更新来た!待ってました!!続き楽しみにしております。 (2022年11月23日 8時) (レス) id: 26edab818d (このIDを非表示/違反報告)
米留(プロフ) - 久久に覗いたら、まだ読んでくださっている方がいて嬉しいです!気が向いたら続きを書きます。褒めてくださってありがとうございます(*^▽^*) (2022年3月22日 16時) (レス) @page25 id: 0c6c4c24bf (このIDを非表示/違反報告)
ハルカ(プロフ) - この作品、、、さいっこうじゃないっすか、、、、、ノゼル様の口調がノゼル様すぎて好きです!!!!!! (2022年3月11日 5時) (レス) @page20 id: 99f3656a2e (このIDを非表示/違反報告)
とも - 続きが気になります!!楽しみにしてます!!! (2021年5月9日 3時) (レス) id: 17c26d4027 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:米留 | 作成日時:2020年5月25日 0時

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