46 ページ47
Aside
牛島さんの言った言葉で
つい下を向いてしまった
そんな事は自分が１番よく分かってる
自分を少しでも追い込む為にした事
でも諦める気はない
山形「若利そこまで言わなくても…」
牛島「だが最初の頃よりは
桁違いに上手くなっている
この調子で毎日やれば
ベンチ入りできるだろう」
対人パスではまったく話さない牛島さん
ちゃんと見ててくれてたんだ
牛島「あともっとオーバーの練習をしろ」
あ、はい…
お兄さん「せっかくいいこと言ったのに
若殿、オーバーの練習の事は最初に言わんと」
牛島「？
そうか？」
そういう所も牛島さんらしい
お兄さん「別な話なるんやけど
Aはどないして
下の名前で呼ばへんの？」
A「お兄さんの事ですか？」
お兄さん「ちゃうねん
若殿と隼人の事や」
へ？
A「そんな！
下の名前で呼ぶなんて恐れ多い」
お兄さん「なんでや
別にええよな？」
山形「俺は別に大丈夫だぞ
な？若利」
牛島「ああ」
せめてもう少し経ってからじゃない？
お兄さん「もう君付けでええやん
敬語もやしや
男テニほぼほぼ君付けやしタメ語やろ？」
A「せめて
さ、最初は下の名前で
さん付けで」
お兄さん「それでいずれは君付けやろ？」
暴走するお兄さん
もうやめて！
山形「男テニはそうなのか？」
お兄さん「そうやで
１人の奴が『タメ語で君付けでいいよ』
って言い始めてから？
それから他の奴も『俺もそれでいいや』
って言って９割がタメ語と君付け
俺は例外らしいけど
な？A」
A「そ、そうですね
よく覚えてますねそんな事」
山形「下の名前の方が親しみあるよな
A今日から俺の事
下の名前で呼んでいいからな」
A「はい」
つい返事しちゃったー!!
お兄さん「それとAは
ちゃんと人見知りなおして
相手の目見ないとあかんで
その人に慣れれば大丈夫やけど
その事知らん人から
誤解されるかもしれんからな」
A「は、はーい…」
キーンコーンカーンコーン
予鈴がなり弁当を持って立ち上がる
A「教室戻りますね」
お兄さん「気ぃつけてな〜」
「失礼しました」と言って
３年３組の教室を出た
下の名前か〜…
緊張して話しかけずらくなるじゃん！
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 392人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「ハイキュー」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ゆり(プロフ) - ぜんぜん大丈夫です！お忙しいところ、急かすような無神経な発言大変申し訳ありません…作者様の作品大好きです！これからも楽しみにしてますっ(●´▽`●) (2020年6月2日 22時) (
レス) id: 085bc67d4e (このIDを非表示/違反報告)
輝城咲菜香(プロフ) - ゆりさん» 最近忙しかったので更新ができませんでした。すみません。 (2020年6月2日 7時) (レス) id: 42fbe25da9 (このIDを非表示/違反報告)
ゆり(プロフ) - 早く続きが読みたいです！！ (2020年6月2日 0時) (レス) id: 085bc67d4e (このIDを非表示/違反報告)
輝城咲菜香(プロフ) - ショートケーキさん» そう言ってもらえると嬉しいです!ありがとうございます (2018年12月4日 0時) (レス) id: 42fbe25da9 (このIDを非表示/違反報告)
ショートケーキ - 作者さんが出しているこの話の数にくらべたらまだ読み始めたばかりですが、これからもじゃんじゃん？読んで行きますね♪これからも頑張ってください! (2018年12月3日 23時) (レス) id: 55fff66d64 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：輝城咲菜香 | 作成日時：2017年11月12日 1時
