time ６５ ページ15
＿轟side＿
爆豪「は？」
その一言で慌てていた緑谷も周りも、
一瞬にして静まり返った。
俺は構わず続ける。
「俺は、ずっと分からないままだ。
今自分がやっていることがAにとって良いことなのか悪いことなのか…
もしかしたら、Aに重荷を与え続けているだけなのかもしれない…とか。
嫌なことばかり考えてしまう。」
俺の胸倉を掴んだままの爆豪に
静かに問いかけた。
「お前はその答えが分かってるから、Aの所に行けるのか？
もしそうなら、その自信はどこから持って来たらいい？
どうやって築き上げればいい？
俺は本当に、Aに相応しい存在なのか…？」
爆豪は全部分かりきった上で、Aを好きだと言っているのだろうか。
それなら俺は勝てない。
出会ってまだ数か月。
Aと過ごした時間は爆豪より多いと言えど、
それが単なる”多いだけ”だったとするなら。
上っ面だけで「心配」や「好き」を装って過ごしてきただけとするなら、
俺は外野から爆豪とAが幸せになっていくのを見るしかできないのかもしれない。
いつの間にか握り込んでいた手を緩めると
自然と息が漏れた。
「爆豪が、俺とAは不釣り合いだって言うなら＿＿」
爆豪「＿＿別れるとか言うつもりか」
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藍(プロフ) - 鈴音さん» 応援ありがとうございます！公開翌日の早朝に行ったので、なんとかGETできました；； 行きたくても行けないのが1番辛いですよね...映画のお話は単行本として出てるみたいですが、限定漫画を手に入れられなかったのは痛手でしたね... (2018年8月27日 15時) (
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作者名：藍 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/itikara1141/
作成日時：2018年7月27日 23時
