[CM 07] チョコの味。 ページ9
後部座席のプレゼントを見て
照れくさそうな顔をしたチャンミンは
気まずそうに私に説明し出した。
CM「あぁー…これ…」
A「…ファンから？」
CM「んー(笑)」
A「さすが、モテモテ…」
CM「(^^)汗」
ブランド物の箱や大きな箱、
それにその量を見て
なんだか私のチョコを隠したくなる。
そんな気持ちを見抜いたのか
チャンミンは私の手から紙袋を取った。
A「あっ…(汗)」
CM「これ、僕の？」
A「…うん」
CM「(*^^*) もらっていい？」
A「どうぞ(^^)」
「わーい(^^)」と子どもみたいに喜んで
ラッピングを開けていく。
CM「うわぁ…」
A「……(照)」
CM「手作り？」
A「いちおうね(^^)汗」
"手作り"の言葉を聞くと
さらに嬉しそうな顔をして
チャンミンはチョコを一口かじった。
CM「おっ、うまい！(^^)」
そう言いながらすごい勢いで
チョコを食べるチャンミン。
A「あのー…もう少し味わってくれないかなぁ？笑」
CM「(笑) おいしいから(^^)」
A「こんなにチョコがあれば、飽きちゃうよね…私も物にすればよかったなぁ…」
そう言いながらプレゼントの山を眺めると
チャンミンは「違うよ」と言った。
CM「チョコはー、Aからだっけ。」
A「えっ？」
CM「ファンからはー、食べ物ーとか飲み物ーはー、もらわないから。」
A「……」
CM「だっからー、Aからだけ。しっかもー手作り(^^)」
A「…そ、そうなんだ…」
CM「とっくべつなー気持ちが込められてるからー、Aからもらうものもー、Aからの気持ちもー、全部、大事にする。」
A「……」
チャミ…なんだか一生懸命
気持ちを伝えてくれてる…
CM「だからー、ファンーからもらうのも嬉しいけどー、僕はやっぱりAからもらうのが１番嬉しい。１番大事。」
A「……」
CM「それはー、ぼっくがAを愛してるから…」
A「チャミ…」
CM「ぉん？」
A「ありがとう…」
チョコをあげたのは私なのに
"ありがとう"と伝えたくなった。
時計を見ると０時ちょうど。
バレンタインに間に合った。
A「私も愛してるよ(*^^*)」
チャンミンにキスをすると
甘い甘いチョコの味がした。
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natsu(プロフ) - はなさん» うわぁ！★そんなたくさん時間をかけて読んでくれたんですね(;_;)ありがとうございます！ここからはスローな更新になると思いますが、お付き合いください＾＾ (2012年5月18日 2時) (携帯から) (
レス) id: d2dbf80673 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：natsu
| 作成日時：2012年5月9日 20時
