[YC 03] たまには。【YC Side】 ページ19
【YC Side】
１度部屋に戻ってきたAの手には
ブランケットが１枚握られていた。
真っ暗なリビングに
小さなオレンジの光を灯す。
そしてAは俺の膝と自分の膝に
ブランケットをかけて座った。
A「(*^^*)」
YC「…なに？笑」
A「久々だね、なんか(^^)」
YC「(笑)」
そう言いながら笑っている。
A「最近みーんな忙しそうで、全然話す時間ないんだもん。」
YC「たしかにーあまり話してないかも。」
A「だから、こうゆう時間は大切なんです(*^^*)」
YC「…ぁい(笑)」
A「(笑)」
照れくさそうに笑うAと俺。
YC「ぁ、これ。」
Aの膝の上に包みを出す。
A「あ…」
YC「ありがと(^^)」
A「いいえ(^^)」
YC「手作りー…だよね？」
A「うん(^^) いちおーね(笑)」
「食べた？」「まだ」なんて話しながら
Aの目の前で包みを開く。
A「ユチョン、甘いのそこまで好きそうじゃない感じがしたから、甘さ控えめだよ(^^)」
YC「ぁー…そーっすねー…」
粉砂糖のついたトリュフを１つ手に取ると
「いただきます」と口に含んだ。
A「……どうですか？笑」
笑いながらも
真剣に俺の目を見つめるA。
俺は緊張しながら照れながらも
勿体ぶって飲み込むまで何も言わない。
YC「……」
A「…おいし？」
YC「…ぉ、うまい！(^^)」
その言葉を聞いてパッと笑って
同時に安心したような顔をした。
その嬉しそうな顔を見て
なんだかこっちまで嬉しくなる。
A「よかったぁー…(笑)」
YC「Aも食べるー？」
A「食べたいけど…この時間は太っちゃうから…(笑)」
そう言いながらも
食べたそうな顔をしてるA。
YC「ふ(笑)」
A「私、眠れないからホットミルク作ってくる。」
そう言いながら立ち上がり
キッチンの方に向かうAを
俺もあとから追いかけた。
A「ユチョン、前に作ってくれたよね。覚えてる？(^^)」
YC「覚えてる(^^)」
冷蔵庫から牛乳を出し
鍋であたためているA。
YC「(*^^*)」
俺はその後ろ姿をじっと見つめながら
手作りのチョコをまた１つ、口に含んだ。
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natsu(プロフ) - はなさん» うわぁ！★そんなたくさん時間をかけて読んでくれたんですね(;_;)ありがとうございます！ここからはスローな更新になると思いますが、お付き合いください＾＾ (2012年5月18日 2時) (携帯から) (
レス) id: d2dbf80673 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：natsu
| 作成日時：2012年5月9日 20時
