第1057話 あの時。 ページ17
長々と写真撮影をしていると
チャンミンが時計を見て
何やら難しい顔をしている。
JJ「……？ どうしたのチャンミン。」
CM「あぁー…」
私をじっと見て何やら考えている。
A「……？」
そして「ちょっと待ってて？」と言うと
控え室の方に走っていき
３分もしないうちに戻ってきた。
YN「どこ行ってたの？」
CM「ぁー…あのー…ちょっとー２人にしてください。」
そう言うとドレスのまま抱き上げ
私をお姫様抱っこ。
A「えっ！？汗 チャミ！？汗」
CM「(^^)汗」
そしてそのまま撮影室を抜け
早足で歩いていくチャンミン。
A「…どこいくの？汗」
CM「(^^)汗」
チャンミンの突発的な行動には
いつも驚かされるけど
こうゆう時って、チャンミンは
いつも何も教えてくれないんだよね…
でも、ニコニコといつも楽しそう(笑)
CM「とうちゃーく！」
チャペルの敷地内の丘まで
私を連れていったチャンミンは
ベンチに私を座らせた。
そして暑くなったのか
タキシードの上着を脱いで
ベンチの背もたれにかけて
私の隣に座った。
｜
｜
A「……」
CM「……」
何となく沈黙。
でも目が合えば自然と微笑む。
CM「(^^)」
チャンミンはそっと私の左手を握って
薬指の指輪を指で撫でた。
CM「ぼっくたちがー、初めて会ったとっきのこと…覚えてる？」
A「うん…覚えてる(^^) "偽者のシム・チャンミン"」
CM「(笑)」
A「名前も顔も知らなかったからチャンミンだってわからなかったけど、今思えば行動とか、チャンミンそのものだね(笑)」
CM「ふ(笑) じゃぁー…僕が話したこともー、覚えてる？」
A「…"運命の話"？」
CM「(^^)」
チャンミンは嬉しそうに笑うと
私の頬にチュッとキスをした。
CM「あのとっきー、僕が無くした指輪をー、Aが拾ってくれた。」
A「……」
CM「あのとっきー、失恋して泣いてたAとー僕は出会った。」
A「…うん。」
CM「僕が指輪を無くしてなければー、Aがあそこで泣いてなければー、僕達は出会わなかったのかなぁーってー、僕はずっと思ってたんだ。」
A「…うん…」
CM「でも違った。」
A「……？」
チャンミンは私を見て優しく微笑んだ。
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むちゆみ(プロフ) - 初コメントです。面白かったです。途中本当に読んでても辛いって思ったんですが、本当にこうなればいいなって心から思いました(^^) 次回作も期待してますね。 (2012年10月19日 19時) (
レス) id: a508ab6c05 (このIDを非表示/違反報告)
natsu(プロフ) - ちゃあままさん» ありがとうございます＾＾次回作はユチョンです！Beginの続編も近々UPしますので、楽しみにしていてください★ (2012年5月6日 23時) (携帯から) (レス) id: d2dbf80673 (このIDを非表示/違反報告)
natsu(プロフ) - KTさん» いつもコメントありがとうございます！微調整しながらBeginを再UPさせて頂きました(汗)ユチョンver.も少しずつ進めていきます＾＾ (2012年5月6日 23時) (携帯から) (レス) id: d2dbf80673 (このIDを非表示/違反報告)
natsu(プロフ) - ﾁｬﾐloveさん» Begin読んでくれてありがとうございました＾＾続編はすでに完成してるのですが、まだUPしてないので楽しみにしていてください！ (2012年5月6日 23時) (携帯から) (レス) id: d2dbf80673 (このIDを非表示/違反報告)
KT(プロフ) - お疲れ様でした！ 何度 読ませて もらっても いいっ！ 泣きそうに なります。 ほんとに お疲れ さまでしたっ！！ ユチョン も 待って ますからね！ (2012年5月4日 9時) (レス) id: 0844afcb97 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：natsu
| 作成日時：2012年5月3日 21時
