第1051話 家族写真。 ページ11
[]は韓国語↓
玄関で妹さんに遭遇して
その天真爛漫さに少しだけ緊張が解れた。
しかしまた背中をピンッと吊られるような
緊張感が襲ってきた。
母[ほらほら、玄関でいつまでも話してないで、奥へご案内しないと失礼でしょう？]
スリッパの音をパタパタと響かせながら
お母さんが小走りで玄関へやってきた。
CM[母さん、ただいま帰りました。]
母[お帰りなさいチャンミン(^^)]
笑顔でチャンミンにそう言うと
隣に並ぶ私を見つめた。
母[Aさん、お帰りなさい。チャンミンの母です。]
A[あっ、は、初めまして、チャンミンさんとお付き合いさせて頂いてる、Aと言います。]
"お帰りなさい"と
私にまで言ってくれた事に
動揺しながらも挨拶をしてお辞儀をする。
顔をあげるとお母さんは優しく微笑んで
私の事を見つめていた。
その笑顔が本当にキレイで…
A[…キレイ…]
母[えっ？(^^)笑]
A[あっ(汗) えとっ(汗) すいません、ついっ(汗)]
つい言葉に出してしまった事が
恥ずかしくて何度も頭を下げて謝る。
そんな私をお母さんと妹さんと笑いながら
チャンミンは「緊張しすぎだよー(笑)」と
背中を撫でてくれた。
｜
｜
居間に案内されて進んでいくと
ソファに座っていた男性が立ち上がり
笑顔で私に握手を求めてきた。
父[よくいらっしゃいました、Aさん。]
出されるがままにその手を握る。
父[チャンミンの父です。初めまして。]
A[は、初めまして、Aです。お邪魔しております。]
大きくて暖かい手に包まれて
緊張はもちろんだけど
なんだかホッとする…
チャンミンはお母さんに対してとは違い
お父さんに「ただいま帰りました」と
礼儀正しくお辞儀をした。
｜
｜
ふかふかのソファに座りながら
"高級住宅"
そう呼ぶに相応しい
家の中をじっと見つめていると
幾つもの写真立てが目に入る。
そこには、お母さん、お父さんに
チャンミン、女の子が…２人…？
不思議そうに眺める視線を追って
お父さんがその写真立てを持ってきた。
父[チャンミンの家族です。チャンミンは３人兄弟の長男なんですよ。]
いつもグループの中では
"マンネ"でいるチャンミンが
なんだかお兄さんに見える…
「似てますか？」と聞くお父さんに
私は「とても」と頷いた。
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むちゆみ(プロフ) - 初コメントです。面白かったです。途中本当に読んでても辛いって思ったんですが、本当にこうなればいいなって心から思いました(^^) 次回作も期待してますね。 (2012年10月19日 19時) (
レス) id: a508ab6c05 (このIDを非表示/違反報告)
natsu(プロフ) - ちゃあままさん» ありがとうございます＾＾次回作はユチョンです！Beginの続編も近々UPしますので、楽しみにしていてください★ (2012年5月6日 23時) (携帯から) (レス) id: d2dbf80673 (このIDを非表示/違反報告)
natsu(プロフ) - KTさん» いつもコメントありがとうございます！微調整しながらBeginを再UPさせて頂きました(汗)ユチョンver.も少しずつ進めていきます＾＾ (2012年5月6日 23時) (携帯から) (レス) id: d2dbf80673 (このIDを非表示/違反報告)
natsu(プロフ) - ﾁｬﾐloveさん» Begin読んでくれてありがとうございました＾＾続編はすでに完成してるのですが、まだUPしてないので楽しみにしていてください！ (2012年5月6日 23時) (携帯から) (レス) id: d2dbf80673 (このIDを非表示/違反報告)
KT(プロフ) - お疲れ様でした！ 何度 読ませて もらっても いいっ！ 泣きそうに なります。 ほんとに お疲れ さまでしたっ！！ ユチョン も 待って ますからね！ (2012年5月4日 9時) (レス) id: 0844afcb97 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：natsu
| 作成日時：2012年5月3日 21時
