第1042話 夢。【CM Side】 ページ2
【CM Side】
A「チャミは…アナウンサーとかになりたかったんだよね？」
CM「んーそうですねー」
A「学生の時からこの仕事をやってても、勉強もちゃんとしてたんだから…やっぱり、その夢は心のどこかで諦められなかったの？」
Aは僕のボールから
ハンバーグのタネを一掴みすると
形を作りながら僕の顔を見つめた。
CM「あぁー…諦められなかったってゆうかぁー…お父さんとやっくそくしたって言うのもあるけどー、自分の興味があるからー勉強を続けたんですよね。」
A「ふーん…そうなんだ…」
CM「Aは、いつかはー、旅館を継ぎたいって思ってる？」
A「え…？」
僕が真剣な顔をして聞くから
Aも少しだけ顔が強張ってる。
CM「……」
A…ごめんね。
僕はこの仕事を
東方神起のメンバーとして
歌い続けるこの仕事を
もう絶対に手離したくないんだよ。
あの日、僕が東方神起のメンバーに選ばれ
ユノヒョン、ジェジュンヒョン、
ジュンスヒョン、ユチョンヒョンと
運命の出逢いをしたあの日…
僕達が描いた夢を
もう絶対に、諦めたくないんだ。
だから…
A「私の夢は、チャミと幸せになること…チャミが最高のアーティストになって、それを応援すること。」
CM「……？」
A「だから、チャミがいる所なら、どこへでも行くよ(^^)」
CM「A…」
A「何年経っても、５人がもっともっと有名になって、ワールドツアーをするようになっても。私はチャミの側にいて、支えていくからね(^^)」
そう言って楽しそうに
またハート型のハンバーグを作るA。
僕は胸の奥が、キュンと鳴いて
Aを抱きしめようとした。
A「ダメ！」
CM「！？」
A「手！」
言われるままに手の平を見ると
ハンバーグのタネでぐじゃぐじゃの手。
A「(^^)笑」
CM「(^^)笑」
僕は抱きしめられない代わりに
いつかAが作ってくれたように
特大のハートを作る。
それを見て呆れたように
「さすがチャミ！」
「すごい食欲！」と笑う。
僕はそんなAに
「これはAのだよ？」と言うと
「そんなに食べられないよー！笑」と
はしゃぐようにして笑った。
第1043話 今日。【CM Side】→←第1041話 「人生だから」。【CM Side】
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 24人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を含むプレイリスト 
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
むちゆみ(プロフ) - 初コメントです。面白かったです。途中本当に読んでても辛いって思ったんですが、本当にこうなればいいなって心から思いました(^^) 次回作も期待してますね。 (2012年10月19日 19時) (
レス) id: a508ab6c05 (このIDを非表示/違反報告)
natsu(プロフ) - ちゃあままさん» ありがとうございます＾＾次回作はユチョンです！Beginの続編も近々UPしますので、楽しみにしていてください★ (2012年5月6日 23時) (携帯から) (レス) id: d2dbf80673 (このIDを非表示/違反報告)
natsu(プロフ) - KTさん» いつもコメントありがとうございます！微調整しながらBeginを再UPさせて頂きました(汗)ユチョンver.も少しずつ進めていきます＾＾ (2012年5月6日 23時) (携帯から) (レス) id: d2dbf80673 (このIDを非表示/違反報告)
natsu(プロフ) - ﾁｬﾐloveさん» Begin読んでくれてありがとうございました＾＾続編はすでに完成してるのですが、まだUPしてないので楽しみにしていてください！ (2012年5月6日 23時) (携帯から) (レス) id: d2dbf80673 (このIDを非表示/違反報告)
KT(プロフ) - お疲れ様でした！ 何度 読ませて もらっても いいっ！ 泣きそうに なります。 ほんとに お疲れ さまでしたっ！！ ユチョン も 待って ますからね！ (2012年5月4日 9時) (レス) id: 0844afcb97 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：natsu
| 作成日時：2012年5月3日 21時
