Begin...【changmin】4 (ページ41)

今日:4 hit、昨日:3 hit、合計:31,185 hit

ep191 【YC Side】ページ41

【YC Side】
[]は韓国語↓

夢みたい。

いや、夢かもしれない。

"東方神起"としてずっと
活動してきた時間も

毎日のように歌ったり
ダンスの振り付けを練習したり
そんな忙しい日々も…

今では夢みたいに昔のことだから…

こんな日が本当に来るなんて。

俺の夢、知ってる？

…知らないよね。

まだ誰にも話したことがないから。

ドームの夢が叶って次に俺が目指した夢。

"５人で歌うこと"

…おかしいよね？

だって俺達は５人で東方神起なのに。

今まで当たり前に過ごしてたことが
こんな風に夢になるなんて。

…でも、今夢が叶おうとしてる。

ついに、やっと。

２回も夢が叶っちゃうんだよ？

幸せすぎて怖い…

…そう、５人で歌えることが
本当に幸せなんだと気付けたんだ。

YC[ふ…(泣)]

ユノヒョンが力強く抱きしめてくる。

苦しいけど、心地よい。

だって俺もそれぐらい苦しかったから。

チャンミンもそんなに泣いて…
離れてから素直に泣けるようになった？(笑)

チャンミンも寂しかったよな。
歌えずに俳優の仕事ばかりやって。

苦しかったんだよな…

YC[グズッ…(泣)]

俺達、やっと５人揃うね。

たった１日だけのライブだけど。

どんなにこの１日を待ち望んだか…

|
|
|

やっとの思いで涙を止めて
席についた５人は
社長の話に耳を傾けた。

社長「こっちの事務所にも届いてるだろうけど…ウチにもすごい数の署名が届いてるんだよ。ビギストやカシオペアからがほとんどで、会議室１つを丸々署名置き場にしなきゃいけない程なんだから。」

ははっと笑って
俺達を見つめる社長。

社長「こんなにたくさんの人から愛されるグループの力になれて僕は本当にうれしい。僕ももちろん君たちのファンだし、応援してるし、愛してるよ。ファンの人達と同じ気持ちだ。だから君たちからも愛を返さないとね。」

社長の言葉でまた涙を流す俺達。

まだ高校生で日本に来た俺達を
右も左もわからない日本で
毎日不安だらけだった俺達を…

温かく見守ってくれた
俺達の日本のお父さん。

本当に感謝してもしきれない。

YC「本当に、ありがとうございます…」

社長はまたにこっとして
俺達の顔を順に見ると

「君達のそのキレイな歌声を
お返しとして僕らに聞かせてよ」
と言って笑った。