Begin...【changmin】第７章-Part９- (ページ17)

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第917話オーラ。【CM Side】ページ17

【CM Side】
[]は韓国語↓

ジェジュンヒョンとコーヒーを飲んで
ゆったりした時間を過ごす。

僕は内心全然ゆったりしてないけど…(笑)

「Aさん、体は大丈夫？」とか
「ご家族は元気だった？」とか

何気ない質問はしてくるけど
カチカチと携帯をいじり
目線はその画面の中のまま…

…片手間に聞くんじゃねぇよ(笑)

もう「何があったか聞いて！」って
全身で言ってるような
ヒョンのウキウキオーラを感じる…

CM[…なんかいいこと、あったの？]

つい聞いてしまった僕にヒョンは
「え？笑」と嬉しそうにやっと僕を見た。

CM[ずっと嬉しそうに携帯いじってるから…]

JJ[…あっはは(笑) いいことー…んー…いいことなのかな(笑)]

CM[そうですか。よかったですね。]

JJ[ちょっと！笑何があったか聞いてよ！笑]

その突っ込み方にすら
ウキウキオーラが出てて
ちょっとだけうざったい…(笑)

だから、嫌々そうに聞く。

CM[ソンヒちゃんと何があったんですかー？]

そんな意地悪にもめげないヒョン。

JJ[なんでソンヒだってわかるのぉー？笑]

CM[……]

JJ[あっは(笑) あのね、ソンヒ、韓国の公演にしか来ない予定だったんだけど、日本の公演の分も来てくれるようになったの！]

CM[ふぅーん]

JJ[レポートとか大変な時期なのに、"早めに終わらせて大学休めるようにするね"って言ってくれたんだー！]

CM[へぇー]

JJ[チャンミン！もっとちゃんと話聞いてよぉー！笑]

…一体この人は何歳なんだ…？

26歳にもなって19歳の彼女を
学校休ませてまで振り回して
浮かれてるなんて…(笑)

恋愛経験が豊富なヒョンなら
もっと大人な付き合い方が
できるんじゃないかな。

呆れているとユノヒョンが
寝癖だらけの頭で
部屋から出てきた。

YN[あれ、チャンミン帰ってたの？]

CM[あ…ただいま。]

YN[おかえり(^^) Aさん大丈夫？]

CM[はい]

YN[よかった…僕もジヨンも本当に心配してたから…]

そう言いながら僕の隣に座る…と同時に
電話をかけながらジェジュンヒョンは
ベランダへと出ていった。

YN[ジェジュン…今日は元気だな(笑)]

CM["今日は"？]

YN[うん(笑)]

すると電話が繋がらなかったのか
ジェジュンヒョンは意外と早く
リビングに戻ってきた。