第913話 過保護。【JJ Side】 ページ13
【JJ Side】
[]は韓国語↓
出たっ(笑)
またユノの過保護な部分。
チャンミンに対しては特別
親以上に過保護なんだから…
JJ[なんでユノが挨拶するの？笑]
YN[いやっ、だって僕リーダーだし、チャンミンは僕達のメンバーだし…]
JJ[うん…で？笑]
YN[僕はお父さん役のつもりでいたし、ジェジュンだってお母さん役のつもりだったでしょ？]
JJ[うん…じゃぁ、なんて挨拶するの？"うちの息子、ドＳで食いしん坊で、とてつもなくマイペースですがよろしくお願いします"って？笑]
YN[うーん…]
JJ[あっは(笑)]
…真剣に悩んでる(笑)
そこまで固く考えなくていいのに(笑)
"おめでとう！"って
祝福してあげるだけで
十分なんじゃないかなぁ？
「会いに行けないから
とりあえず電話だけでも！」と
ケータイを開くユノ。
俺は"会って挨拶するつもりだったんだ"と
少し驚きながらもケータイを取り上げる。
YN[！？汗]
JJ[ユノ、今何時だと思ってるの？]
YN[…あ(汗)]
JJ[近所迷惑！笑]
そう言ってケータイを返すと
「じゃぁ明日でいいかなぁ」と
ブツブツ呟いてる。
そんな姿を横目に笑ってると
いつの間にやらジュンスがいない。
JJ[……]
…そういえば、ユチョンもいない。
あまり絡んで来ないし
家に着いてからも部屋にこもったまま。
JJ[ねぇ、ユチョンさぁ…]
それだけでユノは
「あぁ」とわかったみたいに頷く。
YN[…どうしたんだろうね？]
JJ[ずっと元気ないよね。]
YN[ダンスレッスン、疲れたのかなぁ。最近ハードだったし、今日は日本への移動もあったし。]
JJ[……]
…いや、きっと違う。
確かに体力的に疲れてはいると思う。
だけど俺はユチョンがこうなってる理由は
ひとつしかないとわかっていた。
JJ[……]
Aさん…それしかない。
今までチャンミンとの事も
あの事件の事もたくさん心配して
Aさんが倒れたって知ってから
日本に会いに飛んでいって
本当に久しぶりの再会をして
きっと幸せだと感じたと思う。
なのに、ケンカ。
そしてあのメール。
チャンミンの"会わない"が終わって
今度は結婚の挨拶。
そして…飛行機の中での俺との会話。
ユチョンの心は
今、激しく揺さぶられてるんだろうな。
俺は「ちょっと様子見てくるね」と言うと
ユチョンの部屋に向かった。
第914話 切ない。【JJ Side】→←第912話 してた。【YN Side】
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作者名：natsu
| 作成日時：2012年4月27日 1時
