第912話 してた。【YN Side】 ページ12
【YN Side】
[]は韓国語↓
JS[…何してんの？汗]
YN[え？]
ジェジュンの唇の火傷がひどくないか
確かめようとしていた僕は振り返る。
…と、そこには
大きめのバッグを持って
すごい顔をして立ってるジュンス。
JJ[や、これは…(汗)]
YN[？]
JS[したの？汗 しようとしたの？汗]
JJ[しっ、してねぇよ！汗 何もしてない！！汗]
YN[何が？？]
疑るような顔で聞くジュンスと
あたふたしてるジェジュン。
"した"だの、"してない"だの
一体何の話…？
YN[……？]
……あ、火傷？
僕はもう一度ジェジュンの唇に触れる。
すると、赤くなって
ぷくっとなってる箇所を見つけた。
YN[あ！してたじゃん！！]
JJ[え！？汗]
JS[！？汗]
YN[ほら、ここ！ここ！]
そう言いながら
よく見ようと顔を近づけると
ジェジュンにグイッと
両手で顔を離される。
JJ[何すんだよぉ！！汗]
YN[！？汗]
JS[やっぱり…してたの？汗 チュー…(汗)]
YN[え？]
JJ[してねぇよ！！汗]
僕の事を突き飛ばして
口を両手でパッと押さえる。
ジュンスはそんなジェジュンと
僕の顔を交互に見てまた疑るような表情。
そして荷物を持ったまま
リビングから玄関に続くドアへ歩いてく。
YN[どこ行くの？]
ドアノブに手をかけて立ち止まる。
JS[え…Aちゃん家。]
JJ[えっ！？こんな時間に！？汗]
YN[今何時だと思ってるの？]
腕時計を見ながら「えーと、夜の３時。」
と、真面目に答えるジュンス。
JJ[近所迷惑じゃん！汗]
YN[そうだよ！それに、AさんならチャンミンとAさんの実家に行ってるからいないよ！]
JS[えー！！ずるい！！]
大袈裟に荷物を落とすジュンス。
そのままブツブツ言いながら
落ち込んだように部屋に向かって歩く。
JJ[別にずるくねぇよ(笑) 遊びにじゃなくて、挨拶しに行ってるんだから(笑)]
YN[え！？挨拶！？]
JJ[うん、結婚のぉ〜♪笑]
「あっはは」と
嬉しそうに笑うジェジュン。
だけど僕はそれどころじゃなくて…
YN[ねぇ、やっぱり僕も挨拶した方がいい？]
JJ[え？ユノ、ジヨンさんと結婚するの！？]
YN[なっ、ちがくてー！照]
JJ[？]
YN[Aさんのお父さんとお母さんに！]
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作者名：natsu
| 作成日時：2012年4月27日 1時
