第870話 不安。【YN Side】 ページ10
【YN Side】
[]は韓国語↓
JY[もしもし？]
YN[もしもーし！こんばんわ(^^)]
特に約束した事はないけれど
眠る前に電話をするのが
僕とジヨンの日課。
YN[いやぁー今日は疲れたよ。]
JY[ダンスレッスンだったんだよね？]
YN[うん、明日もだ！]
JY[お疲れさま(^^)]
このジヨンの"お疲れさま"が聞きたくて
そんなに疲れてもいないし
ダンスレッスンも好きなのに
いつもこんな事を言ってしまう。
僕はベランダで空を見上げながら
今夜もにやついてしまった。
JY[チャンミンは、ちゃんと日本についた？]
YN[あぁー…どうだろう？]
JY[連絡してないの？]
YN[うん、せっかく２人でいるのに邪魔しちゃダメだと思って(笑)]
JY[ユノにしては珍しいね(笑) チャンミンには特に過保護なのに(笑) 偉いじゃん！]
YN[(笑)]
それは僕がチャンミンと同じ立場だったら
邪魔されたくないと思うから。
だけど恥ずかしいから
こんな事は黙っておこう(笑)
YN[…Aさん大丈夫かなぁ？元気にしてるかなぁ？]
JY[ユチョン達には聞いてないの？]
YN[うーん…ユチョン、Aさんとケンカしちゃったんだって。]
JY[ケンカ！？汗]
YN[うん…僕もジェジュンから聞いたから、詳しくはわからないんだけど…]
JY[ふぅーん…]
YN[ジヨンは相変わらず、Aさんと連絡取ってないの？]
JY[うん…でも心配だからネットでは見てるけど…]
YN[ネット？]
JY[うん…今日ばっちり写されてたよー(笑) 公園ではしゃぐ２人と、キスする２人と、膝枕する２人(笑)]
YN[えっ！？汗]
JY[その前はAがユチョンと仕事場から帰るところとか、あとは滅多に載らないけど、Aが買い物に行く所が何枚か。]
YN[(汗)]
「ソンヒに回ってきた
カシオペアの情報を見せてもらった」
…と、ジヨン。
メンバーの彼女ってバレると
彼女までパパラッチされるのか(汗)
この事Aさんは知ってるのかなぁ。
もし知ったら…ますます韓国に来るのが
怖くなっちゃうんじゃないかな。
僕達はもう慣れたけど
普通の人からしたら
いつも監視されてる気分になるのは
やっぱり嫌だよな…
僕は何だかひとり不安になってしまった。
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作者名：natsu
| 作成日時：2012年4月26日 21時
