Begin...【changmin】第７章-Part７- (ページ3)

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第863話どうしたらいいの？ページ3

[]は韓国語↓

たくさんはしゃいで笑って
ゆっくりと２人の間に時間が流れる。

水かけっこした服もすっかり乾いてる。

オレンジ色に変わり出した空を
小高い丘から２人並んで見つめてる。

A「もうそろそろ帰ろっか。」

いくら昼間暖かくても
夕方に吹く風はまだ冷たい。

思わず身震いしてしまった私は
荷物をまとめだした。

チャンミンはそんな私に
「ちょっと待ってください」と言うと
何やら自分の鞄をガサゴソしだす。

CM「はい(^^)」

A「……？」

私の前に差し出されたのは
分厚くてボロボロになった本が数冊。

私はずっしりと重いその本を
受け取って膝に置くと
一冊をパラパラとめくった。

A「……」

CM「…読めますか？」

A「……ハングルで書いてある。」

CM「んー…当ったり前ですねぇ(笑)」

A「……？」

本を開いたまま固まる私を見て
「大丈夫？笑」と笑うチャンミン。

私は何ページかめくり
読めた言葉を口にしてみた。

A[2007年○月×日、今日は雑誌の撮影で]

CM「うぉぉーぅ!!!汗」

A「！？汗」

チャンミンの急な大声にビクッとする私。

CM「おっ(笑) 声に出っして読むんじゃねぇよー(笑) はずかっしぃ～!!笑」

A「？？？汗」

チャンミンは手の甲で口元を隠して
照れながら早口で説明しだした。

CM「それ、僕の日記です(笑)」

A「日記？」

CM「はい。だっからぁー、恥ずかっしくなっちゃうーからぁー、声に出して読まないで？笑」

A「…なんで私に？」

CM「読んで欲しいから(笑)」

A「……？読んでどうしたらいいの？採点すればいいの？」

CM「…何言ってるか？」

A「え？」

CM「……」

A「？？？汗」

照れてたのが一変して
「はぁぁ～～」とわざとらしいぐらい
大きなため息をついて…

どうやら呆れてる？…みたい。

私がチャンミンの日記を読んで…
しかもこんな分厚いのを３冊も。

感想を期待してる？
それとも「私の日記も見せろ」って事？

私、日記つけてないし…

CM「…まさかのリアクションです。」

A「はい？笑」

何がなんだかわからないけど
すっかり落ち込んだチャンミンは
遠い目で夕陽をじっと見つめていた。