Begin...【changmin】第７章-Part６- (ページ1)

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第841話甘いミルク。ページ1

YC「眠れない時にぃー、ジェジュンがよくつっくってくれるーすよね。」

ホットミルクが入ったマグカップを
２つ手に持ちソファの私の隣に座る。

ユチョンはジュンスがカレー作りに使った
ハチミツを私に見せてニコッと笑い
「これ、役にたった(笑)」

A「(笑) …本当だ(^^)」

YC「A、甘いーのぉ、好きでしょ？」

A「うん、よく知ってるね(笑)」

YC「チャンミンから聞いた(^^) だけどぉこのじっかんに甘いのはぁー…」

口の中に空気を入れて
ぷくーっと顔を膨らませるユチョン。

A「うるさいな！笑いいの！甘いのが飲みたい！」

YC「ふぁはははは(笑) 冗談っすよぉ(笑) Aはちょっとぉー、痩せすぎぃだからぁ太らないと！」

スプーンでハチミツを入れて
かき混ぜながら「いいにおーい」と言うと
私にマグカップを手渡す。

「いただきます」と言うと
熱いからふーふーして一口飲む私。

A「甘くておいしい(^^)」

ユチョンは自分のホットミルクを
掻き回しながら微笑んで見てる。

「僕は大人だからハチミツ少し」と言って
私の真似をしてふーふーして一口飲むと

「かぁーー…うまいなぁ～」と
満足気に笑っていた。

ユチョンの作ってくれた
ホットミルクも甘くて美味しいけれど

チャンミンがくれたホットミルクの方が
なんだかもっと甘かった気がする。

それはあの時の思い出が
この甘さとリンクするからかなぁ。

私はそんな事を思いながら
ホットミルクで体を暖めていた。

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しばらく他愛ない話をしていた私達。

ユチョンは何かを思い出したように
「ねぇ、A」と私の名前を呼んだ。

A「なぁに？」

YC「ベッドルームー…に貼ってあったぁ、あれ、チャンミンの？」

A「え？」

YC「ほら、あの短いメッセージーが書いてあるやつ。」

A「？」

"短いメッセージ"？

一生懸命、寝室の様子を思い出していると
コルクボードに貼ってある

チャンミンがクリスマスに書いた
"おいしかった"と"ありがとう"の
メモ書きを思い出した。

A「あぁー…あれ？」

YC「うん。チャンミンが書いたの？」

A「うん…そうだよ。」

私の返事を聞くとユチョンは
「へぇ～」と何か
意味深な表情をしていた。