Begin...【changmin】第７章-Part５- (ページ5)

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第825話「いただきます」。ページ5

ジュンちゃんの料理が恐ろしい理由
なんとなくわかったかも(笑)

パッケージのりんごとハチミツの
写真通りに入れちゃうジュンちゃんは
"無知"というより"素直"なんだよね？

ユチョンが、機嫌よくなった
ジュンちゃんに聞こえないように

「これはまだマシな方」と言ったのが
なんだか気にかかるけど…(笑)

お皿にご飯を盛り付けるユチョンが
「ご飯はちゃんと炊けてるよ」と笑う。

するとジュンちゃんは
「それは僕じゃなくて、これ！」と
炊飯器を指差す(笑)

そんな２人を見て本当におかしくて…
久々にこんなに心から笑ったかも。

泣くか作り笑顔かの毎日だったから
心のままに笑えるのって嬉しい。

何より、ずっと連絡を経ってたのに
それを責めないでいてくれて

こうやって私のためにわざわざ
日本に来てくれた事が嬉しい…

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YC「A？」

３人分のスプーンを取り出しながら
少し泣いてしまってた事に気がつき

バレないように涙を拭くと
「おまたせ～」と
２人の待つテーブルに向かった。

YC「せーのっ」

３人「いただきまーす！」

手を合わせて元気に挨拶。

私はこんな些細な事でも
なんだかあったかくて…

YC「……」

A「……」

「いただきます」をしても
何故か手をつけずに

ジュンスが食べるのを待つ
私とユチョン(笑)

JS「……」

そのジュンスは私をじっと見て
私が食べるのを待っている(笑)

JS「だっ、なんで食べないんだよー！」

A「なんとなく(笑)」

YC「ジュンスが先に食べってよー(笑)」

JS「僕はAちゃんの為につっくったんだから、Aちゃんが食べてよぉ！」

A「私？笑」

結局３人で一緒に食べようって事になり
私達はせーので一口、口にした。

A「……美味しい！」

思っていたよりは普通で、美味しくて…
やっぱりちょっと甘いけど(笑)

私のリアクションとは別に
黙ったままの２人。

ユチョンはゆっくり、そっともぐもぐ。
ジュンスはボリボリと噛む音が…(笑)

YC「鶏肉…まだ生だよ(汗)」

JS「ニンジン、固い(汗)」

A「あっはっはっはっは(笑)」

幸いにも具は食べなかった私が
２人を見て大笑いするのを見て

２人も頬っぺたを膨らしたまま
つられて笑っていた。