Begin...【changmin】第７章-Part５- (ページ1)

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第821話ジュンスの嘘。ページ1

JS「なぁんでユチョンがここにいるんだよー！！汗」

YC「いやっ、それは俺のセリフだよ！汗なんでジュンスーがAの家に…(汗)」

玄関で鉢合わせになった２人は
どうやらお互いにここにいたことを
知らなかったみたいですごく驚いている。

A「ただいまぁ～…」

私はそんな２人の間をすり抜けて
リビングへ向かった。

私の後をあーだこーだ言いながら
追いかけてくる２人。

JS「ダメだよーAちゃん！ユチョンなんか、家に入れちゃぁ！食べられちゃうよー！」

YC「ジュンスうるさい！ねぇA！なんでジュンスがぁAの家にいるの！？合鍵持ってるの？？」

JS「僕はお留守番しってたんだよぉー！」

YC「ダメだよジュンスに留守番なんて！汗知らない人が来ってもー、勝手にドア開けちゃうから！汗」

JS「そんなことないよぉー！大体、なんでユチョンが日本にいるんだよぉー！」

A「…え？」

ジュンスの言葉で立ち止まり
振り返った私は２人の顔を見つめた。

A「…ユチョン、韓国から来たの？」

YC「？そうだよ？俺、韓国人だっから(笑)」

「ちなみにこのうるさい人も
韓国人でシア・ジュンスと言います。」と
笑いながらジュンスの肩を抱くユチョン。

A「もしかして、ジュンちゃんも？」

JS「あぁー…」

私が見つめると気まずそうに目を反らす。

A「ジュンちゃん、メールした時、"ちょうど日本にいる"って言ってたじゃん！」

バンッと肩を叩くとジュンスは
「ごめん」と焦りながら謝る。

それを見たユチョンは
「なんの話？」と首を傾げている。

JS「Aちゃんが…僕ーたっちにー、渡したいものがあるからってぇ、住所を教えてほしいってメールくれてぇ…」

YC「渡したいもの？」

A「……」

JS「うん…だから"僕が行くよ"ってぇ言ったんだけどぉ、"いいよ"って断られてぇ…」

YC「あぁー…"ちょうど日本にいる"ってぇ、嘘ついた？」

JS「にゃははは(笑) うん(笑)」

A「なんでそんな嘘つくの？わざわざ韓国から来てもらわなくても、ちゃんと送ったのに！」

JS「会いたかったから！Aちゃんに！だから来ちゃった…」

A「……(照)」

YC「ふ(笑)」

ジュンスの真っ直ぐな言葉に
私の頬は熱くなった。