第811話 嘘。【JJ Side】 ページ11
【JJ Side】
[]は韓国語↓
JJ[お、俺が勘違いしちゃったの！汗]
CM[……？]
咄嗟に口をついて出た俺の嘘。
嘘をつくのは苦手だけど
つかなきゃいけない時もある。
大切な人のためだったら
きっと俺は上手に嘘をつける…
JJ[チャンミンに電話した時、Aさんが体調悪いって聞いて…]
YN[……]
JJ[俺が冗談で"妊娠したんじゃないの〜？"って聞いたら、チャンミンも"そうかもしれない"って、その冗談にのっかってきて…]
JS[Aちゃん、体調悪いの？]
CM[んー…酔っ払っちゃって、気持ち悪かっただけなんですけどね。]
YC[……]
YN[なんだぁー…じゃあ、ジェジュンのせいじゃん！笑 僕どうしようかと思ったよ！笑]
CM[なんでユノヒョンが悩むんですか？]
YN[だって、もし妊娠してたらチャンミンはAさんと結婚するでしょ？そしたらチャンミンが日本に行くのか、それともAさんが韓国に来るのかとか…]
CM[……]
JS[家も引っ越さなきゃいけないしね！Aちゃんと赤ちゃん入れたら７人家族だし…赤ちゃんが僕みたいに双子だったら８人家族だ！大きい家にしなきゃ！]
CM[なんでジュンスと一緒に住む事になってるんですか？笑]
JS[いいじゃーん！]
YN["いいじゃーん"(笑)]
すっかり俺の嘘を信じて丸く収まった。
だけどユチョンだけは
俺の顔をじっと見つめていた。
JJ[…な、何？汗]
YC[勘違いなら、なんで昨日のうちに言わなかったの？]
JJ[え？汗]
ユチョンの真っ直ぐな視線が
俺の嘘を見抜いてるみたいで
ドギマギしてしまう。
…なんか怖い(汗)
YC[……]
JJ[あー…なんかみんな、すごい信じちゃってたでしょ？だから言い出せなくて(汗)]
YC[……]
JJ[それに、俺の勘違いがこんな大事になって怒ってるチャンミンが、とにかく怖くて…それどころじゃなかった(汗)]
CM[ふ(笑) 僕は怪物か？笑]
YN["チャミゴン"(笑)]
JS[にゃはははは(笑)]
YC[………ふぅーん…]
JJ[……(汗)]
ユチョンはまだ腑に落ちない顔をしてる。
"隠し事はなし"が暗黙のルールだけど
チャンミンはたくさん悩んできたし
俺は言うべき事は言ったつもりだから…
だからこんな嘘をついたんだ。
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作者名：natsu
| 作成日時：2012年4月26日 12時
