Begin...【changmin】第７章-Part２- (ページ14)

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第774話勉強。【CM Side】ページ14

【CM Side】
[]は韓国語↓

YC[だから大丈夫。Aとの事も乗り越えられる。つらいの、一瞬だよ。チャンミンは今、輝いてるから。]

CM[……]

YC[チャンミンはちゃんと自分と向き合ってる。乗り越えようと頑張ってる。きっとAも…だからまたすぐ笑って会えるよ。]

CM[ヒョン…]

ユチョンヒョンはニコッと笑うと
輝く星を指差した。

YC[星座って繋がってるでしょ？だから、俺達もAもずっと一緒だよ。]

そしてヒョンは
６つの星を指で繋げて見せた。

YC[星座がないなら、作ればいい。こうやって星に想いを込めた人達が星座を作ってきたんだから。]

CM[……]

YC[俺達が望んだ分だけ、形にしていけばいいよ。一緒に。]

CM[…うん。僕達が見失いそうになったら、夜空にその形を探せばいい。]

YC[うん(^^)]

僕とヒョンは微笑み合うと
夜空の星を見上げた。

「なんでチャンミンとこんな
ロマンチックな話をしてるんだろう」と
ユチョンヒョンは声を出して笑う。

―――― トントン

肩を叩かれて振り返るヒョン。
僕もつられて振り返る。

ヒョンは係員さんに
「静かにしてください」と注意された。

僕が代わりに「ごめんなさい」と
立ち上がり謝ると

今度は後ろの席の人に
「立つな」と注意される。

YC[ふ…(笑)]

CM[(笑)]

僕達はまた顔を見合わせると
手で口を押さえ笑うのを堪えながら
輝く星を見上げた。

僕もまさかユチョンヒョンと
プラネタリウムでこんなロマンチックに
話をするとは思わなかった。

しかもクリスマスイヴに(笑)

だけどこんな日も、たまにはいい。

僕はユチョンヒョンみたいに
ロマンチックな事は言えないけど

こんな話をAが聞いたら
顔を真っ赤にして照れちゃいそう。

その笑顔も僕は大好きで。

いつかこんな話を
星を見ながらAにしてあげたい。

Aは今頃僕のプレゼントで
韓国語を勉強しているだろう。

それと同じように
今度はちゃんと星座の名前も言えるよう
僕も勉強するから…

CM[ヒョン…]

YC[ん？]

CM[ありがとうございました。]

YC[えっ？]

ユチョンヒョンの言葉は
純粋に嬉しかったけど

ヒョンを"男として"尊敬する僕は
甘いセリフの言い方も勉強できたし

２人でプラネタリウムに来て
正解だと思った。