第725話 帰りたくない。【JJ Side】 ページ5
【JJ Side】
[]は韓国語↓
バックミラーに映る
玄関から手を振ってる２人を見つめる。
ユノも名残惜しいのか
ノロノロと車を発車させる。
俺はどんどん小さくなっていく
ソンヒちゃんの姿を
じっと見つめていた。
｜
｜
帰り道、ユノは２人の家から
１番近いコンビニに車を停めた。
だけど降りる気配はなく
何となく２人してじっとしてる。
そしてどちらからともなく
漏れるため息。
JJ[……]
YN[……]
JJ[…ユノ、どうだった？]
YN[え！？照]
目を丸くして
俺の顔を見つめるユノ。
だけどそのリアクションから
何があったかを探るよりも
今の俺には寂しさと切なさで
胸がいっぱいで…
YN[ど、どうって…(照) ジェジュンは？]
JJ[俺？俺はぁー…]
体や腕にまだソンヒちゃんのぬくもりが
ちゃんと残ってる。
JJ[帰りたくなぁい…]
YN[……(照)]
ため息と共に出た言葉は
きっとユノにとっても本心。
だからだと思うけど、いつもみたく
「なーに言ってんのジェジュン！」って
俺に言ったりせずに黙っていた。
JJ[……]
YN[……]
JJ[…どっか行く？]
YN[え？"どっか"って？]
JJ[カラオケとか…ボーリングとか…]
YN[急に誘ったら迷惑でしょ？レポートとかもあるって言ってたし…]
JJ[…そうだよね…]
"４人で"なんて言わなくても
しっかり伝わってる。
どうやらユノもジヨンさんの事で
頭がいっぱいみたいだ(笑)
JJ[じゃあ、俺達が２人の家に泊まっちゃえばいいんじゃない？]
YN[え゛！？照]
JJ[ご家族もいないんだし…朝、ちゃんと起きて、早く帰るから！！ダメ！？]
YN[……うーん…]
JJ[ユーノォ〜〜〜…]
―――― ブーッブーッブーッ
ケータイのバイブ音が響く。
俺達は２人して
「ジヨンかも！」「ソンヒちゃんかも！」
と、急いでケータイを探す。
JJ[あっ♪]
鳴っていたのは俺のケータイ。
それを見てユノは少し残念そう。
JJ[電話だぁ〜♪]
浮かれてケータイを開くと
表示には"CHANGMIN"。
JJ[……(汗)]
…なんとなく嫌な予感(汗)
YN[…出ないの？]
JJ[え？汗 あぁ、うん、出る…]
俺は恐る恐る
チャンミンからの電話に応えた。
第726話 10分。【JJ Side】→←第724話 言葉はいらない。【JJ Side】
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natsu(プロフ) - ありがとうございます＾＾不定期更新ですがお許しください(汗) (2012年4月24日 1時) (携帯から) (
レス) id: d2dbf80673 (このIDを非表示/違反報告)
ﾁｬﾐlove - 1から全部読みました!!!切なくて本当に大好きなお話です!!!更新まってます^^ (2012年4月21日 20時) (携帯から) (レス) id: de2c62f83a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：natsu
| 作成日時：2012年4月19日 23時
