Begin...【changmin】3 (ページ35)

今日:3 hit、昨日:6 hit、合計:43,935 hit

ep135 ページ35

１時間後、私達は今のところ
ユノ以外の人にバレる事はなく
撮影の見学をしていた。

チャンミンは今日は来ないみたい。

さっき、ユノの言葉で
ハワイにいることを知って、そう悟った。

半分残念に思い、半分ほっとしながら
カメラの前で次々にポーズをとる
ユノを眺める。

―――― パシャッ

ユノはチラチラ私達を見ていたけど
私は気づかない振りをして
ポーカーフェイス。

…だって、バレたら
ジヨンに何て言われるか(汗)

HG[(汗)]

ヘギョンさんも必死そう(笑)

それにしても…
ユノはスタイルもいいし
顔もモデルさんよりキレイだし…

歌ってるユノもモデルのユノも
本当にカッコいいな…

ぼーっと見とれていると
ユノがこちらに向かって来る。

A「(汗)」

うわっ、どうしよう…(汗)

生ユノに対して緊張する気持ちと
こんなプロの仕事場に忍び込んで
怒られるんじゃないかという
罪悪感で複雑な気持ち。

だけど頑なにポーカーフェイスを通す。

―――― チャリン

すれ違う時にお辞儀をしたユノが
アクセサリーを落とした。

拾おうとしゃがんで手を伸ばすと
ユノの手とぶつかる。

A「！！(照)」

ハッとして手を引っ込み
ユノを見ると…ユノも私を見てる。

A「(汗)」

か、顔が近い…(汗)

YH「Aさん…だよね？」

A「は、はい…」

不意に名前を呼ばれて
思わず答えてしまった。

YH「(^^)」

A「……(汗)」

少し微笑むと何事もなかったように
アクセサリーを拾い去っていくユノ。

A「う…」

うわぁぁぁ～～(照)

どこのドラマのワンシーンなんだこれは！

私はとりあえずトイレにかけ込む(汗)

ジヨンも急に走り出した私を追う。

あんなキザな仕草も絵になるユノ。

ジヨンも一部始終見ていたらしく
顔を赤くしていた。

ジヨン、５人の中で
ユノが１番好きって言ってたもんね。

どうやらこれで完全に
ユノペンになったみたい(笑)

|
|
|

私達はひとしきり
きゃあきゃあ言い終わったあと
撮影現場に戻った。

窓の外を見るともう暗くなっていて
雨がものすごく降っていた。

天気予報では
台風だって言ってたもんな。

大雨と、強風と、雷。

その勢力は増す一方。

今日の分の撮影が終わっても
ホテルを出ることはできなそうだった。