ep132 【YH Side】 ページ32
【YH Side】
[]は韓国語↓
YH[……]
気のせいかなぁ？
ホテルの入口で挨拶してくれた子
「おはようございます」って
言いそうになってたような…
僕は日本語が通じるから
韓国でも日本人のスタッフは
日本語で話しかけてくるし
彼女が韓国人なら
わざわざ日本語で挨拶するのはおかしいし
…でも韓国語を話したわけでもない。
日本語を隠した。
……なんでだ？？？
YH[うーん…]
きっとあの女の子２人が
今日見学に来た２人なんだろうけど
緊張してただけかな？
でも、なんかどっかで
見たことあるような気がするし…
YH[うぅーーーん…]
…僕はこうゆう勘はよく当たる。
１度見たことある人だとほぼ顔を覚えていて
そのせいで２回目に会うと気になったり。
大抵は会ったことがある人。
だから今回もそうだと思うんだけど…
そう思いながら衣装に着替え
メイクもヘアセットも終えて待機中。
YH[ヘギョン！！]
僕は親友を見つけて声をかけた。
彼は同じ事務所で働いている親友だけど
なかなか時間が合わなくて
最近一緒に仕事をする機会がなかった。
撮影が始まるまで退屈だった僕は
ロビーの売店で一緒にお茶しないかと
ヘギョンを誘った。
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YH[いやぁ〜それにしても久し振りだなぁ〜ヘギョン！]
HG[あぁ、ユノも元気だったか？最近忙しそうだけど。]
YN[雑誌の撮影が多くて！僕はモデルじゃないのにね？(笑) 着せ替え人形みたいに色んな服を着たり脱いだり、正直、疲れるよ。]
HG[お前は体を動かす方が好きだからな！]
…本当は、ヘギョンに聞きたかった。
"３人は元気か？"って…
それだけでいいから。
ジェジュン達とも仲が良かったから
連絡もとってるんだろう？
でもここにもピッタリついてきてる
監視がいたから聞けないか。
YH[……]
もうやめてくれないかな…
チャンミンと２人の時は
少しなら自由にさせてくれるのに…
ヘギョンと話していると
さっきの女の子２人が売店に来た。
YH[…あ…]
HG[？]
ヘギョンも彼女達に気づいて
目が合ったけど…
HG[っ！！！(汗)]
YH[……？]
"プイッ"と、すごい勢いで
僕の方に向いて目を反らした。
YN[……]
HG[(汗)(汗)]
…ヘギョン、何か隠してる？(笑)
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作者名：natsu
| 作成日時：2011年10月10日 9時
