Begin...【changmin】3 (ページ13)

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ep113 ページ13

A「……(汗)」

何を歌えばいいの？

てゆうか歌詞は
ちゃんと日本語で表示されるの？

ハングルで書かれているから
なんの曲かわからなくて選べない(汗)

私は意を決して、ジヨンに
曲のタイトルを言って探してもらう。

JY「えっとぉー…」

日本の曲だからJ-POPの欄を見て
一生懸命さがしてるジヨン。

JY「あ！あった。入れるよ～」

YC「何歌うのぉ？」

JS「韓国語？」

JJ「？？」

A「(汗)」

―――― ～♪

しばらくして流れてくる曲。

JS「あ、これ…」

YC「かぁぁー…」

JJ「……あっは(笑)」

私が選んだのは、彼らの曲。

"明日は来るから"

本人達の前で歌うのは気が引けるけど
私の好きな歌だから。

それに、この曲を聞いて
チャンミンに会えない日も
未来が見えない日も救われた。

だから３人にも聞いてほしくて。

A「人に自分達の曲を歌ってもらうのって、なかなかないでしょ？だから…へたくそだけど、聞いてね。」

３人は真剣に私の歌を聞いてくれた。

ジヨンも画面にでる歌詞を見て
歌詞の意味を感じながら聞いていた。

A「～♪ 何度も何度も立ち止まりながら笑顔と涙を積み重ねていく」

歌詞に気持ちを込めて
私なりに精一杯歌う。

A「～♪ 雨降るときには君の傘になろう風吹くときには君の壁になろうどんなに闇の深い夜でもかならず明日は来るから」

"かならず明日は来るから"

あのチャンミンと初めて会った日
彼にもらった言葉。

それがきっかけで
この歌が大好きになった。

チャンミンを思い出して
声が涙声になる。

A「～♪ はるかな」

JJ「～♪ 宇宙の片すみにいて」

…びっくりして思わず声が止まり
歌うのをやめてしまった。

JS「～♪ はるかな」

YC&JJ「～♪ 想いをはせる」

３人が一緒に歌ってくれてる。

ユチョンが「ほら！」と
私の肩をやさしく抱く。

戸惑いながら泣きながら歌う私に合わせて
３人がハーモニーを重ねて歌う。

A「……(泣)」

なんて贅沢。

幸せすぎる。

泣き笑う私を見てジヨンは
カメラのシャッターを押した。

ジェジュンとユチョン
その隣に私、ジュンス。

４人で仲良く肩を抱いて歌う姿。

…この写真は私の一生の宝物。