Begin...【changmin】第６章-Part７- (ページ6)

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第666話メール。ページ6

メールを問い合わせると
３通の新着メール。

―――― １通目はジュンス。

『いつもかぞくといっしょ
どんなときもひとりじゃないよ^^

ぼくはみんなのたいようだから
Aさんのこともてらします。
かならずあすはくるから～♪ ジュンス』

メールには鼻を赤くしながら
２人でiPodを聞いている

ユチョンとジュンスの写真が
添付されていた。

―――― ２通目はユノ。

『やくそくまもってもらいます。
そのためにちからになるから
いつでもたよってください。ユノ』

ユノとの約束って…
「チャンミンが幸せになれるように」
って電話で話した、あの約束かなぁ。

私も守りたいけど…

―――― ３通目はジェジュン。

『いつでもかぞくのところに
かえってきなさい(^^)
おかあさんがおいしいキムチチゲを
つくってまってるからね～♪ ひろし』

"ひろし"…(笑)

メールには隠し撮りしたと思われる
小説を読むチャンミンの写真が
添付されていた。

その横顔がキレイでいつも見つめてたのに
今はできないと思うとまた涙が溢れた。

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こんなにみんなが私に
優しさをくれるんだから

寂しいって泣いてばかりいないで
ちゃんと向き合わなきゃ。

…逃げてちゃダメだ。
わかってるけど涙が止まらないよ。

頑張れるかなぁ…私。

３人からのメールも保護すると
私はケータイを胸元で抱きしめた。

―――― ブーッブーッブーッ

メールの着信。

チャンミンからかと思い
胸をドキドキさせながら開くと
表示には"YUCHUN"。

送信された時間は現在の時刻。

『がんばれA！なくな！』

それは私がユチョンに
告白された時に伝えた言葉。

メールはそれで終わりじゃなくて
下へスクロールさせると…

『……ウソ＾＾
つらかったらいつでもおいで～ユチョン』

A「ユチョン…」

ダメだってわかってるのに
それでもこんなメールをくれるユチョンは
やっぱり優しくて愛に溢れてて…

私は胸をドキドキさせながら
そのメールも保護した。

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電源を入れたまま家に着くまで
ケータイを手に握りしめる私。

だけどチャンミンから
電話もメールも来なくて

待ち遠しい私はつい我慢できなくなり
電話をかけてみる事に。

…だけど電源が切られたまま
何度かけても繋がることはなかった。