Begin...【changmin】第６章-Part２- (ページ9)

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第569話誰？ページ9

…運転手さん？誰？？汗

私は「違ったのぉ～？」と
さらに首を傾げるユチョンに確認。

A「運転手さん、男の人だよね？もちろん。」

YC「うん。」

JJ「？」

YN「？」

A「どんな人だった？」

YC「あぁー…やっさしくて、親切でぇ」

A「ちがくて！見た目の話！」

JS「？」

YC「見た目ー…？」

視線を上に向けるユチョン。
それを見て他の３人も同じ仕草。

A「背が高くて、年はユチョン達より少し上ぐらいで、髪は短くて、筋肉ついてて、サッカー選手みたいな…」

YC「あぁー！あぁ、あぁ、あぁ…」

A「そんな人？」

YC「全然違う(笑)」

A「(怒)」

JS「Aちゃん、もっと年上ーの人だったよ？」

JJ「背はAさんよりも、すっこし低くってぇ、がっしりしててぇ…」

YN「少し白髪ー…がー、あったよね？」

「あったあった」と
ジェジュンとジュンス。

YC「A、笑って？」

A「え？」

私はユチョンのいきなりの言葉に
引きつりながらも笑う。

JS「ぶっ(笑)」

YC「これ！この顔！おんなじ顔！！笑」

ジェジュンは私の笑顔を見て
吹き出したジュンスを叩きながらも
「笑った顔が似てる！」と共感してる。

YN「いつも…(^^) こうやって(^^) 笑ってるの！」

ユノは笑顔の真似。

JS「あぁー…ははっ(笑) でも本当！似てる似てるぅ！笑」

ユノを指差して真っ赤な顔のジュンス。

その見た目と笑顔は…
やっぱり…お父さんだ。

でもなんで？

お兄さんが運転手さん
やってくれるはずだったのに…

私はこの旅行のガイド役を
姉の旦那さん、義兄にお願いしていた。

普段は父が送迎バスを運転しているけど
いきなりのチャンミンと父の対面は
旅行が楽しめなくなるだろうと

ちゃんと考えて気使ったのに…

私は勝手な父の行動を
問いただそうと立ち上がり
部屋を出ていこうとした。

JJ「あっ、Aさん！チャンミンのとこ行っくの？」

JS「ダメだってばぁ！」

A「いや…もうご飯だから、準備しに…」

咄嗟の嘘に３人は「なんだぁ」と
少し安心していたけど

ユチョンは見抜いたように笑って
私を見ていた。

私はユチョンの少し意地悪な笑顔を
思いきり睨んで父の部屋へ向かった。