第537話 おかしい。【YN Side】 ページ17
【YN Side】
最近元気がないチャンミンを
連れ出してコンビニに向かう僕。
実はチャンミンの様子を
心配したジェジュンが僕に相談してきた。
だから僕なりに励まそうと思って
チャンミンの好きな物を
たくさん買ってあげようと思ったんだ。
YN「プープープリンが食べたいリンリリ リンリンリィ〜ン♪」
鼻歌を歌う僕の後ろを歩くチャンミン。
商品を見る事もなく、ただ着いてくる。
YN「ほらっ！見て、チャーちゃん！これなーんだっ！」
カゴから１つずつ取り出して
チャンミンに見せる。
CM「…プリン。」
YN「これはっ？」
CM「…納豆。」
YN「これはっ？」
CM「ポテトチップス。」
YN「これはっ？」
CM「メロンパン。」
YN「これはっ？」
CM「焼き肉弁当。」
YN「これはっ？」
CM「生姜焼き弁当。」
YN「これはっ？」
CM「ハンバーグ弁当。」
YN「これ、ぜーんぶ！チャーちゃんのだよっ！」
CM「…そんなに食べられません。これだけでいいです。」
そう言ってカゴから取り出したのは
ハンバーグ弁当１つ。
YN「……？汗」
あ、あれぇ〜〜〜？汗
おかしい…どこか体の調子悪いのかなぁ？
そう思っておでこに手を当てても
特に熱はないみたい。
えっと…チャンミンの機嫌取るときは
"食べ物"か"Aさん"だからー…
YN「Aさんと最近会ってないーけどー、元気にしってるの？」
CM「……」
YN「？(^^)」
CM「…僕が知りたいぐらいです。」
あれれぇ〜〜〜？？(汗)(汗)
まさかケンカしてるの？汗
だからおかしいの？？
そんなことを聞ける雰囲気ではなく
僕は見守ることしかできなかった。
結局チャンミンには
ハンバーグ弁当１つを買って家に帰った。
｜
｜
家につくとチャンミンにゲームの相手を
せがむジュンスも断られて
チャンミンはリビングに
「いる」と言ったお弁当を置いたまま
部屋に行ってしまった。
明らかに落ち込み方が
いつもと違うチャンミンに
僕は笑っていられない程心配になった。
―――― ブーッブーッブーッ
Aさんからメール。
僕はすぐにでも電話をかけて
チャンミンとの事を聞きたかった。
はやる気持ちを抑えてメールを開く。
『きょうのひづけでとどくように
てがみをおくりました。
５にんでよんでください。A』
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作者名：natsu
| 作成日時：2012年3月16日 0時
