Begin...【changmin】第５章-Part１０- (ページ11)

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第531話５日目。【CM Side】ページ11

【CM Side】

空港に向かう間も、着いてからも
Aは相変わらずメールしたり
電話をかけにいったりしている。

僕はそんな行動を横目で見ながらも
あとは僕の勇気次第でいつでも

浮気してるかどうか確認できるから、と
見て見ぬ振りをしていた。

もう僕達は事務所に所属してないのに
出国ゲートの周りには

どこからか情報を手に入れた
ファン達が押し寄せていた。

僕は韓国を出る時も日本に入国する時も
相変わらずAの手を離さなかった。

あの事件以来、Aは
ファンの前に立つのは初めてで
少し怯えているみたいだった。

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日本に着くとAは自分の家に向かい
僕達はavexに向かった。

ドームライヴをプレゼントしてくれたり
たくさんお世話になったのに

ライヴ後にすぐ韓国で会見があった僕達は
何ひとつ社長に報告ができていなかった。

ス「社長はただいま、アメリカに出張していまして…」

JJ「アメリカッ！？汗」

YN「あの…いつ頃日本に…」

ス「えっと…スケジュールだと、アメリカから韓国に渡って…」

JS「う゛わぁー…行っき違いかぁ…」

CM「……」

ス「日本に戻られるのはちょうど２週間後ですね。」

YC「２週間…」

YN「…わかりました…ありがとうございました。」

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結局社長が帰ってくるまでの２週間
予定がなくなってしまった僕達は

せっかくだからと
思い思いに過ごすことにした。

ジェジュンヒョンは
日本の友達に会いに行き
毎晩のように飲みに出掛けていた。

ユチョンヒョンとユノヒョンとジュンスは
しょっちゅうレンタカーを借りては
色んな所にドライブ。

僕とAもたまに
一緒に連れていってもらったりした。

そうやってみんなで会う時以外は
Aと会うことも電話もしない。

明らかに避けてるって
多分Aは気づいてる。

僕は自分の中でAの"浮気問題"が
解決しない限り会いたくない…

だけど時間が経つにつれて
僕の中にはどんどん焦りが生まれて…

CM「はぁ～～…」

YC「どうしたの？こぉーんなにいい景色なのにっ！！」

JS「元気ないっじゃぁーん！！」

CM「……」

Aと連絡を取らなくなってから
今日で５日目…

僕はユチョンヒョンとジュンスと
前にプチ旅行をした江ノ島に来ていた。