Begin...【changmin】第５章-Part１０- (ページ2)

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第522話なんの香り？ページ2

ユチョンはカラフルなアロマキャンドルを
箱から１つずつ取り出して
スーハーと、大きく香りを嗅ぐ。

YC「これはー、バニラの香り。」

そう言いながら私に渡した
白いバラの形のキャンドル。

A「本当だっ！いい香り～(^^)」

いい香りって自然とにやけちゃう。

それにこうやって少し香るだけでも
リラックスできてる気がする…

ユチョンは私の顔を見て微笑むと今度は
隣でユノが嗅いでる黄色いバラの形の
キャンドルを手に取り、香る。

YC「これはー、俺が選んだやつ。マンゴーとぉ、バナナとぉ、ココナッツー…だっけなぁ？」

そう言いながら私に渡す。

A「…甘ぁい」

YC「フルーティーでしょ？」

A「うん、美味しそう(笑)」

YC「ふっ…(笑)」

最後に残った１つ…
紫のバラの形のキャンドルを
ユチョンはそのまま私に手渡す。

YC「…なんの香りだか当ててみて？」

私はなんだろうと思いながら
そのキャンドルを鼻に近づける。

A「あ…」

香った瞬間、胸がドキッとした。
その表情を見てユチョンは微笑む。

A「…チャミの香り。」

私は思わずそのキャンドルを
両手で握りしめて顔を赤くしてしまった。

ユチョンはキャンドルを
箱に戻しながら話す。

YC「ジェジュンがチャンミンにプレゼントしった香水もぉー、同じお店で買ったんだ。絶対A、喜ぶなぁーと思って(^^)」

ユチョンは微笑むと
私の手から紫のキャンドルを取り
箱にしまって私に差し出した。

A「ありがとうユチョン…忙しいのに…」

ユチョンはにこっと笑うと
「今日から使ってね、無くなったら
俺がまた買ってくるから…」と
少しだけ照れてるみたいだった。

CM「はぁーい、できましたよぉー！」

チャンミンは温めたカレーを持って
その長い足でソファをまたぐと
私とユチョンの間に座った。

ユチョンはチャンミンの
行動に苦笑いしながらも
「いただきます」と手を合わせる。

CM「召し上がれ～(^^)」

妙にニコニコのチャンミン。
ユチョンは気にせずカレーを口に含む。

YC「……ォフッ！！汗」

「からーい！！」と
ジタバタするユチョンを見て

チャンミンは
「はっはっはっは～(笑)」と笑っていた。

…私は後々、キッチンでジェジュンの
DEATH SAUCEを発見したことは
秘密にしておこうと思った。