Begin...【changmin】第５章-Part１０- (ページ5)

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第525話不安。【CM Side】ページ5

【CM Side】
[]は韓国語↓

カレーもケーキも食べて大満足の僕を
ユチョンヒョンがベランダから呼ぶ。

この真冬の深夜にタンクトップで
外にいるヒョンを心配して

僕はヒョンの服と
今入れ直したばかりの紅茶を２つ持って
ベランダに向かった。

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CM[何してるんですか？こんな寒いのに(笑)]

YC[カレー食べたらたくさん汗かいちゃったから(^^)]

CM[ふっ…(笑)]

そりゃそうでしょう(笑)

あのDEATH SAUCEを
僕は尋常じゃないほど入れましたから。

それを知らずにヒョンは
舌を出して風にあてている。

その舌は真っ赤になっていた。

CM[涼むのもいい加減にして、ちゃんとこれ着てくださいよ？]

ヒョンは「ありがとう」と笑って
パーカーを着る。

YC[チャンミンってさぁー…]

CM[はい？]

YC[しっかりしてるよね、年の割に。]

僕は急なヒョンの言葉に
思わず紅茶を噴き出しそうになった。

YC[ふぁはははは(笑)]

CM[…なんですか、急に。]

YC[いや、本当にそう思っただけ(笑)]

CM[…周りにどうしようもないヒョンがいる中で育ったからですよ。]

YC[ふっ(笑) …ちなみに、誰？]

CM[あの方に決まってるじゃないですかぁ！笑ジュンスですよ！笑]

YC[(笑)]

CM[ジュンスのベッドは、食べっぱなしのお菓子のゴミとかが出てきそうで、何だか怖くて…結局昨日はAと同じベッドで寝ました。]

ヒョンは笑ったあと
急に黙り込んで小さく呟いた。

YC[…しっかりつかまえてないと。]

CM[はい？]

YC[(^^)]

ヒョンはニコニコと笑い
紅茶を一口飲むと立ち上がった。

YC[チャンミンだから祝福できるってこと、忘れないでよ？(^^)]

CM[…Aですか？]

YC[(^^)]

ヒョンは意味深に笑うと
紅茶を飲みながらリビングに戻る。

そして窓を閉める瞬間、ぼそっと呟いた。

YC[電話してたよー？わざわざ国際電話かけるような"男"の友達と。仲良さそうに(^^)]

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CM[………]

友達に電話なんて誰でもするじゃないか。

異性の友達だって誰だっている。

でも…"仲良さそうに"の言葉が
やけに引っ掛かる。

勘の鋭いユチョンヒョンの言葉に
少し不安になった僕は
しばらくAを観察してみる事にした。