Begin...【changmin】第５章-Part１０- (ページ14)

今日:2 hit、昨日:3 hit、合計:16,859 hit

第534話電話の相手。【CM Side】ページ14

【CM Side】

なんでAは僕に連絡しないで
ジュンスには連絡してるのか…

そしてなんでジュンスは
僕がAの"浮気問題"で
悩んでいる事を知っていたのか…

いくつか疑問が残るけど
僕はAのケータイから盗み見た

"浮気相手"の番号に
電話をかけてみることにした。

―――― プルルルルッ

もし電話に出たとして
僕は何を話そう…

―――― プルルルルッ

Aの男友達に
「Aの彼氏です」って
わざわざ挨拶する？

―――― プルルルルッ

とりあえず…Aと
どうゆう関係なのかだけでも
聞くべきなのかな…

―――― ガチャッ

「もしもし。」

で、出たっ(汗)

CM「おっ(汗) あっ…も、もしもーし…」

「…どちら様ですか？」

とりあえず挨拶しなきゃ…

CM「僕ー、Aさんとぉー、おっ付き合いしっているー、シム・チャンミンといいます。」

「……」

だ、黙っちゃった…

でも、なんか声が…年上？
そんな気がするんだけど…

会社の人…かな？
でもユチョンヒョンは"友達"って…

「…そうですか。娘がいつもお世話になってます。」

CM「お゛っ！！！汗」

"娘"って…お父さん！？汗

僕は驚いて思わず
大声で叫びそうになるのを
手で口を押さえて必死に堪えた。

ヒョン達は不思議そうに見ている。

CM「あの…Aーさんーのー…お父さんー…ですか？汗」

「…そうですが。」

僕の言葉にヒョン達は
同じように口を押さえて驚いている。

CM「す、すいません、僕ー、直接ー会ってー、挨拶しなきゃいっけないのに…急に電話しったりしてー…」

父「いえ、娘からいつも話は聞いてます。」

僕は動揺して電話なのに
何回もお辞儀をしていた。

CM「あっとぉ…僕ーのせいで、Aさんにーケガをさせてしまって…」

父「……」

CM「本当にすいませんでしたー。僕ーが、ちゃんっと…」

父「……」

CM「…今度、直接、お父さんにお会いしってー、僕に挨拶させてください。必ず行きますから…」

父「…ふっ(笑)」

CM「…？どうかしましたか？」

父「いや…話に聞いていた通り、礼儀正しい人だと思って…」

CM「…そんなことないです。」

父「…お会いできるのを楽しみにしてますよ、チャンミンさん。」

CM「は、はい！」

僕は思わぬ相手との電話に動揺して
気づけば額にぎっしり汗をかいていた。