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しばらく3人でオフの話をしていると
海人『あ、紫耀！昨日さ〜、』
一足遅れてメイクルームに入ってきた紫耀。
セットの終わった海人くんは
犬のようについて行き、奥の方へ行ってしまった。
必然的に残された廉くんと私。
今から廉くんのセットする
予定だったから別にいいんだけど
廉『婚約者って誰なん？』
少しだけ聞きづらそうにしている廉くん。
でも別に
廉くんになら全然いいし抵抗はない。
「俳優の佐伯亮くんなのびっくりでしょ？」
そんな私の言葉を聞いて
廉『え？！いいやん！』
まさかの相手に予想以上に驚く彼。
確か紫耀も同じような反応したっけ。
「ほんと私には勿体なさすぎるよ」
廉『いやそんなことないで？
でもさ、そんないい人なのに嫌なん？』
「えっと、それは、、」
単純な疑問をふっかけられて
ふと思う。
私はそんな頑なに何が嫌なのか。
確かにそう、周りから見れば
彼じゃなくて 私が玉の輿に乗ってるようなもの。
その上他の人とは違って
佐伯さんは私を社長の娘だから、と
金目当てのような人じゃない。
こんなに条件を上回っているのに
何が嫌なのか
言うまでもない、彼のせい。
「他に好きな人がいて、
それで気が引けるんだよね」
廉『あ〜そういうこと。
じゃあそれって一番辛いやん、』
「まあ、その相手も相手なんだけどね」
廉『でもその人は、社長関係なく
一女性としてみてくれてるんやろ？』
どこかで、欲しかったその言葉に
染み込むなにかがあった。
廉『俺はその人と幸せになってほしいし
ってか俺らはそんな目で見てないから！』
鏡越しにクシャって笑う廉くんは
ほんとにかっこよくて。
単純に、嬉しかったんだ。
私のしていることは批判されても
おかしくないから
間違ってないよ、って
背中を押されたことが嬉しかった。
チラッと横目で紫耀を見ると
海人くんと楽しそうに笑っていた。
その姿を見て
廉くんの言葉のように
大事にしようって思ったから。
「廉くん、ありがとう」
でもこの先待っていたのは
二人が描いた未来とは程遠いものだった。
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るるー - 更新しないのかな〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜… (1月24日 18時) (
レス) @page39 id: 6919ea9653 (このIDを非表示/違反報告)
るるー - すみません、、。少しつめすぎました、、。(?)さいしょのコメント、、。 がんばってください！応援します！楽しみにしてます！ (1月16日 16時) (レス) id: 6919ea9653 (このIDを非表示/違反報告)
るるー - 更新たのしみにしています！！！ (1月10日 13時) (レス) @page39 id: 6919ea9653 (このIDを非表示/違反報告)
るるー - 早く更新してください！！！どんな展開があるかまっているんです！これ見てて涙がでるんです！つづきつくってください！！！ (1月10日 13時) (レス) @page39 id: 6919ea9653 (このIDを非表示/違反報告)
kana - 更新すごく楽しみにしています！！ (2022年9月30日 23時) (レス) @page39 id: 7200219c9a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みこ
| 作成日時：2019年2月18日 1時
