運命ならいいね

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彼の事､色々考えて

今日は1日中泣いてしまって

気付けば時計は

pm7時を差していた｡

最近､行くことが

日課になっているカフェ｡

確かあのカフェは

遅くまで営業しているから

まだ居るかな､

なんて期待をしてしまいながら

急いで向かった｡


『っ､壮大､､さん』

「こんばん､､わ､」

『ぁ､､いつもの､っお願いします』

「かしこまりました！」


"いつもの"になった

バウムクーヘンと､カフェオレ｡

すっかり顔見知りになった

店員さんの名前は"島雄壮大"さん｡

最近教えてもらったけど､

プライバシーの問題もあるし

簡単に教えて良いのだろうか､

と､ずっと思っている｡

それでも､いつも優しい笑顔を

向けてくれるから

壮大さんに会うのは

心の支えになっているし､

暇つぶしにカフェに来ることも度々｡

心を癒やすのには丁度良いから

いつものセットを頼んで､窓を眺めて

外や店内の写真を取るのが

私の楽しみになった｡

今日はもう暗いけど､

夜のカフェも写真に収めたい｡

そんな事を考えながら

外を見ると､雨が降っていた｡

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