16 . ページ16
目の前に居たのは
『そ、、た、くん、、』
「どしたん、、こんなとこで、、」
会いたいなんて思っていた
壮大くん。
瞼が閉じそうになり、
微かに見える壮大くんの目は
どこか寂しそうな気がした。
声を出すのも一杯一杯で
本当にごめんね、
と心の中でそう謝り、
申し訳無さが募る。
「、痛いとこある?」
『頭、、痛い』
「しず、肩掴まって」
『ん、、?』
「嫌だったら言ってな」
一瞬身体が軽くなる。
そこで意識は途絶えた。
________________
ある記憶が頭に蘇る。
高校生の頃、ある日を堺に
私は人を信じることができなくなった。
誰にも愛されること無く
独りで生きてきた私は
元々人を信じようとする事はなかった。
ただ、あの彼に出会って
初めて私を愛してくれて
初めて私を必要としてくれた人。
でも、結局私はこうなってしまう。
どうか、私を救って
__壮大くん。
40人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
m. - Reireiさん» 素敵な作品だなんて…(泣)ありがとうございます…! (3月8日 9時) (レス) id: 2ff040e1e7 (このIDを非表示/違反報告)
Reirei(プロフ) - 素敵な作品、ありがとうございます!更新、楽しみにしてます! (3月7日 22時) (レス) id: dac09314ad (このIDを非表示/違反報告)
m. - ゆゆさん» 毎日ちょっとずつ更新していけたらなと思っておりますっ:)ありがとうございます…! (2月23日 22時) (レス) @page10 id: 2ff040e1e7 (このIDを非表示/違反報告)
ゆゆ(プロフ) - 更新楽しみにしてます…!ソウタが悶えてて可愛い!笑 (2月23日 18時) (レス) @page11 id: 4a777516a4 (このIDを非表示/違反報告)
m. - 水無瀬さん» わぁぁ...とても嬉しいですㅠㅠありがとうございますっ (2月14日 21時) (レス) id: 2ff040e1e7 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:m. | 作成日時:2024年2月9日 23時