本当の恋の行方。 ページ27
ジニョンside
宛てもなく走ったってAちゃんの居場所なんて分かるはずないのに、足は走ることをやめてくれない。
「Aを救ってやれる」
シヌゥの言葉ではっとした。
俺は、誰かに好きだと言われれば嬉しかった。
そのぶん自分も相手を愛してたつもりだった。
でも、違ったんだな。
俺は自分が傷つかないように生きてきた、から。誰かのために動くことなんて出来てなかった。
「っ、Aちゃん…」
でも今ならなんでも出来る気がして、
その子のために自分が傷ついたっていい、それでも何か自分に出来るならしてやりたい。
そう思えた初めての女の子。
会いたい。
その一心で走り続けた。
？「ジニョンオッパ？何してるの？」
「あ、ヘニ…！」
ヘニ「何よ、そんな必死な顔して。イケメンが台無し！そういえばさっきあの子、オッパの同居人も見かけたわ」
スーパーの袋を両手に持ったヘニは、何だかオッパもあの子も冴えない顔して暗いわねー、と不思議そうな顔をして言った。
さっき見かけた、ならまだこのへんに居るはずだ。
「ヘニありがとう！またギター買いに行くから！」
彼女は呆れた顔をして手を振る。
遠くからありがとう！と叫ぶと、Aちゃんを求めてまた、足が動く。
ヘニ「(オッパのばか！必死なところとか、ますます魅力的なんですけど！)」
最近出来たカフェを通り過ぎて、道路を渡れば大きな公園へ出る。
カフェの中を見渡して探していたとき
「！！！」
カフェの窓越しに公園のベンチに腰掛けるAちゃんを発見した。
すぐさまカフェを出て
「Aちゃん！A！」
と叫ぶと、ハッとして辛そうな顔をする彼女は立ち上がってこちらへ向かってこようとする。
「待って、良いから！俺がそっち行くから待ってて。」
急ぐ気持ちが災いして。
信号が点滅していることを、俺は見落としていた。
ーーーーーーーーーー キキーッ！
A「え・・？ジニョンさん！ジニョンさん！！」
【作者より】
度々すいません。作者のぬること申します。気付けばお気に入り追加60人もの方にしていただき、なんとなんとランクインしていて驚きました。嬉し恥ずかしい気持ちでいっぱいです。本当にありがとうございます(＞_＜)感想も評価もとても嬉しいです！遅れますが必ずお返事させてもらいます。この物語も終盤となりましたが！最後までお付き合いお願いします☆
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ナナ(プロフ) - ぬるこさん、ごめんね、小説の続き読むの遅くなって(*´д｀*)。主人公は最後ジニョンをちゃんとみれたんだね(=⌒ー⌒=)。良かった。これで終わっちゃうのは寂しい(>_<)。続編書いたら読むね(^O^)。 (2014年7月30日 22時) (携帯から) (
レス) id: 9f3b56dc92 (このIDを非表示/違反報告)
ぬるこ(プロフ) - ナナさん» この小説ももうすぐ終わってしまいますが最後まで読んでいただけると嬉しいです^_^ナナさんの感想とても嬉しく楽しみにしてます☆ (2014年7月15日 13時) (レス) id: 8a1cf1d260 (このIDを非表示/違反報告)
ナナ(プロフ) - 小説…読んだよ(^-^)。主人公がジニョンを避ける理由…よく分かった。ミンホという人に｢好き｣って言う前に主人公の目の前でひかれちゃったんだもん。ショックが大きいよね(泣)。可哀想。ゴンチャンも可哀想。 (2014年7月4日 21時) (携帯から) (レス) id: 9f3b56dc92 (このIDを非表示/違反報告)
ナナ(プロフ) - 小説読んだよ。ただ…私苦しい。切ないよ(>_<｡)。ジニョンには…主人公の事諦めないで欲しい。主人公には…早くジニョンをみて欲しい。きっと主人公にミンホという人が過去の人で忘れる日が来るよ。続き待ってるね。 (2014年7月3日 11時) (携帯から) (レス) id: 9f3b56dc92 (このIDを非表示/違反報告)
ナナ(プロフ) - 小説読んだよ(^-^)。バロ…そういう事かぁ〜(o^_^o)バロらしい(^-^)。ジニョン…元気だして(>_<)。続き楽しみにしてるね(^^)。 (2014年7月2日 22時) (携帯から) (レス) id: 9f3b56dc92 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぬるこ | 作成日時：2014年6月24日 4時
