バロが投下した爆弾は ページ18
この宿舎に来て、気付けば夏休みが終わるまであと二週間くらいしか無かった。
最初の頃を思い出すと懐かしい。
目に飛び込んだ彼らはキラキラしていて、輝いていたっけ。
その中でもシヌさんは第一印象から大人の魅力に包まれていて素敵だったな…料理の出来ないわたしにも優しく教えてくれて。
「おい、おい！何一人でニヤニヤしてんだよ、気持ちわりーぞ」
「はほ、ほはえひ(バロ、お帰り)」
一人で思い出し笑いをしていたら、帰宅したらしいバロに頬をぐいっと引っ張られていた。
どか、と机の前に座りこんで派手なキャップを外すと大きなため息をひとつ。
「ため息なんて珍しいじゃん、はいこれお茶」
こまうぉ、と呟いてお茶を飲み干すと、隣に座ったわたしの肩に頭を傾けてきた。
「ちょ、ちょっと！バロ！困る！わたしはバロのこと友達としてしか見れn
BR「あー、うるさい。俺だってお前のこと女として見てないから安心しろ。
でもちょっとだけ肩貸して。」
今日は疲れた、そういって瞼を閉じて数分で寝息をたてるバロ。
なんだ、子供か。
ちょっと可愛いじゃない。
今日バロはダンスコンクールに出場してくると言って出掛けたんだったっけ。
ヒョン叔父さんが言ってた、
「あいつらは夢に向かって頑張ってる」
共同生活で彼らの夢に向かう姿勢を間近で見て、わたしも負けていられないと思った。
こんなに尊敬出来て、楽しい家族。
出会えて良かったな。
「寂しいよ。」
この宿舎を出ていかなければならないことを実感して不意に出てしまった言葉。
BR「ふ、何がだよ。」
寝ていると思っていたバロが大きな目をこちらに向けてイタズラな微笑みを向ける。
「は？起きてたの？ま、まさかわたしの肩を借りたいがために嘘ついて」
BR「はぁ、本当にお前は… それともそうであって欲しかった？」
バロのくせに上から目線でドSな少女漫画の男みたいな台詞を吐いてくるから、何だかムカムカして頭をはたいてやった。
BR「いって、」
「あぁ、神様？バロにシヌさんの素敵な要素を少しでも分けてあげてください。可哀想です。」
大袈裟に天に向かって願うと。
BR「あぁ、シヌゥヒョンは確かに優しくて良い男だよね。彼女も美人だし。」
この男は、このバロという男は。しれっと爆弾を落としてきた。
シヌさんに彼女…！(失神)
BR「おい、どうした？」
ヒョン叔父さんへ
わたしの小さな片思いは終わりを告げたこと報告します。
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ナナ(プロフ) - ぬるこさん、ごめんね、小説の続き読むの遅くなって(*´д｀*)。主人公は最後ジニョンをちゃんとみれたんだね(=⌒ー⌒=)。良かった。これで終わっちゃうのは寂しい(>_<)。続編書いたら読むね(^O^)。 (2014年7月30日 22時) (携帯から) (
レス) id: 9f3b56dc92 (このIDを非表示/違反報告)
ぬるこ(プロフ) - ナナさん» この小説ももうすぐ終わってしまいますが最後まで読んでいただけると嬉しいです^_^ナナさんの感想とても嬉しく楽しみにしてます☆ (2014年7月15日 13時) (レス) id: 8a1cf1d260 (このIDを非表示/違反報告)
ナナ(プロフ) - 小説…読んだよ(^-^)。主人公がジニョンを避ける理由…よく分かった。ミンホという人に｢好き｣って言う前に主人公の目の前でひかれちゃったんだもん。ショックが大きいよね(泣)。可哀想。ゴンチャンも可哀想。 (2014年7月4日 21時) (携帯から) (レス) id: 9f3b56dc92 (このIDを非表示/違反報告)
ナナ(プロフ) - 小説読んだよ。ただ…私苦しい。切ないよ(>_<｡)。ジニョンには…主人公の事諦めないで欲しい。主人公には…早くジニョンをみて欲しい。きっと主人公にミンホという人が過去の人で忘れる日が来るよ。続き待ってるね。 (2014年7月3日 11時) (携帯から) (レス) id: 9f3b56dc92 (このIDを非表示/違反報告)
ナナ(プロフ) - 小説読んだよ(^-^)。バロ…そういう事かぁ〜(o^_^o)バロらしい(^-^)。ジニョン…元気だして(>_<)。続き楽しみにしてるね(^^)。 (2014年7月2日 22時) (携帯から) (レス) id: 9f3b56dc92 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぬるこ | 作成日時：2014年6月24日 4時
