初めての気持ち。 ページ17
ジニョンside
楽器屋へ到着するやいなや、ヘニたちに話しかけられていつものように対応した。
もちろんAちゃんに妬かせるため。
俺への気持ちを確かなものにして欲しくて。
でも、ヘニ達のことも大好きだよ^ ^
ただ
Aちゃんから聞きたかった「あの女の子誰ですか？」をヘニに言われてしまう始末。
俺のことが好きなら気になるに決まってる。
JN「はぁ、」
Aちゃんを惚れさせる作戦はすべて失敗に終わったってこと。
いつの間にか楽器屋に一人残されて、もうすぐバイトが終わるというヘニに誘われて路地に来た。
楽しげに俺に笑いかける彼女を見ても、Aちゃんの顔が重なって。
なんだか無性に腹が立ってきて、ヘニの腰に手を回して無理やり唇の隙から舌をねじ込んでやる。
ヘニ「んっ、ジニョ、オッパどうしたの、んっあ」
うっとりして吐息を漏らす彼女になんのときめきもない。
女の子はみんな可愛くて、大好きだ。
俺に夢中で俺のことを求めて、そんな女の子を愛することも好きだった。
それなのに今はヘニのことなんてどうでもよかった。
いくらヘニの胸に顔を埋めても、唇を押さえつけても
A。
彼女の顔が頭から離れない。
ヘニを抱くことで彼女へのイラつきを収めるしかなかった。
ごめんね。
はっと我に返り彼女の頭を撫でてやると物足りなさそうにヘニは見つめる。
JN「ごめん、次からもうこういうことするのは辞める」
ヘニ「なんで？ジニョンオッパ、嫌よ」
JN「もちろんデートはしよう？^ ^」
困った顔で微笑むと、ヘニはため息をついて乱れた洋服を直した。
ヘニ「今日オッパが連れてきたあの子。理由はあの子よね。」
違う。
Aちゃんが理由なんて、ありえない。
俺は自分のプライドのために彼女を惚れさせる作戦をしただけ。
恋愛なんて追われるもの、だし。
面倒くさいだけ。
JN「あの子は関係ないから。」
ヘニと別れ宿舎へ着くと、今一番会いたくないのに一番脳裏に描いてしまう彼女の姿があった。
「あっ！モテ男のおかえりだ〜」
ほわ、と一瞬微笑んでバロとじゃれ合うAちゃんを見て何かが弾けた。
JN「何で楽器屋に俺を置いてったの？^ ^」
BR「えっ？Aとジニョンヒョン、デートしたの？マジで？」
「ジニョンさんは誰とでもそういうことする人だから。デートなんかじゃないよ。」
JN「(ち、がう)」
ああ
この時
気付いてしまったんだ。
初めての気持ちに。
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ナナ(プロフ) - ぬるこさん、ごめんね、小説の続き読むの遅くなって(*´д｀*)。主人公は最後ジニョンをちゃんとみれたんだね(=⌒ー⌒=)。良かった。これで終わっちゃうのは寂しい(>_<)。続編書いたら読むね(^O^)。 (2014年7月30日 22時) (携帯から) (
レス) id: 9f3b56dc92 (このIDを非表示/違反報告)
ぬるこ(プロフ) - ナナさん» この小説ももうすぐ終わってしまいますが最後まで読んでいただけると嬉しいです^_^ナナさんの感想とても嬉しく楽しみにしてます☆ (2014年7月15日 13時) (レス) id: 8a1cf1d260 (このIDを非表示/違反報告)
ナナ(プロフ) - 小説…読んだよ(^-^)。主人公がジニョンを避ける理由…よく分かった。ミンホという人に｢好き｣って言う前に主人公の目の前でひかれちゃったんだもん。ショックが大きいよね(泣)。可哀想。ゴンチャンも可哀想。 (2014年7月4日 21時) (携帯から) (レス) id: 9f3b56dc92 (このIDを非表示/違反報告)
ナナ(プロフ) - 小説読んだよ。ただ…私苦しい。切ないよ(>_<｡)。ジニョンには…主人公の事諦めないで欲しい。主人公には…早くジニョンをみて欲しい。きっと主人公にミンホという人が過去の人で忘れる日が来るよ。続き待ってるね。 (2014年7月3日 11時) (携帯から) (レス) id: 9f3b56dc92 (このIDを非表示/違反報告)
ナナ(プロフ) - 小説読んだよ(^-^)。バロ…そういう事かぁ〜(o^_^o)バロらしい(^-^)。ジニョン…元気だして(>_<)。続き楽しみにしてるね(^^)。 (2014年7月2日 22時) (携帯から) (レス) id: 9f3b56dc92 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぬるこ | 作成日時：2014年6月24日 4時
