ジニョンの作戦パート２（後） ページ16
楽器屋に着くと、黄色い歓声に包まれた。
ジニョンさんはどうやらこの楽器屋のヨジャ店員全員に惚れられているらしい。
まぁそんなことはどうでもいいんだけど、
「ジニョンオッパー！！」
JN「あぁ、ヘニ^ ^元気？」
「ジニョンいつデートしてくれるのよ？もう待ちくたびれたわ」
JN「ナナ、ミアネ〜来週はどう？」
この男。
女の子が話しかけてくるたび器用に、にこにこ笑顔で対応している。
不思議なことに女の子同士のギクシャクした感じも、独占欲を出す女の子も居なくて、いわばファンクラブ？
ううん、みんな同じフィールドからジニョンさんを愛していて、ジニョンさんだって誰かを特別扱いしたりしない。
ジニョンさんはまるで王様のようだった。
何者なんですか。
しかし歩けば歩くたび女の子に通せんぼされては、肝心の楽器だって見ていられない。
彼女たちにわたしの存在は見えてないみたいだし。
そんな時一番最初にジニョンさんに声をかけたヘニ？さんがわたしに気付いて近寄ってきた。
それも、ただならぬ殺気。
え、え？！？待ってください。
ジニョンガールズはみんな和気藹々として…
いや、そもそもわたしはジニョンガールズでも何でもないんだけど！
ヘニ「あなたもジニョンガールズなわけ？」
自分がジニョンガールズに加入した想像をすると笑えたけど、ここで笑ったら殺されかねない雰囲気だったので丁寧に答えた。
「いえ、ただの知り合いですので」
腕組みをした彼女はもっと殺気を放つと、わたしに向かってあり得ない、というような顔をした。
ヘニ「じゃあハグは？キスはしたの？」
彼女は何を言い出すのやら。
それにしてもジニョンさんは本当に軽い男だ。誰彼構わずキスをするような男なんて。
ミンホとはやっぱり違う。
と、一瞬よぎった考えを掻き消すかのようにヘニさんに「安心してください！何もしてません！これもジニョンさんの付き添いです！」と返して先に楽器屋を出た。
やっぱりジニョンさんといると、彼のことを思い出してしまう。
わたしは…いつまでもミンホのことを背負って生きていかなきゃいけないのかな
ヘニ(…安心してくださいって、ジニョンオッパは自分から誘ってデートに出掛けたりしないわよ。)
JN「どーしたの？ヘニヤ」
ヘニ「オッパ、あの女の子誰だったの？」
JN「？あれ？Aちゃんは？」
ーーーー
このジニョンの作戦はジニョンガールズにのみ、効果があったという。
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ナナ(プロフ) - ぬるこさん、ごめんね、小説の続き読むの遅くなって(*´д｀*)。主人公は最後ジニョンをちゃんとみれたんだね(=⌒ー⌒=)。良かった。これで終わっちゃうのは寂しい(>_<)。続編書いたら読むね(^O^)。 (2014年7月30日 22時) (携帯から) (
レス) id: 9f3b56dc92 (このIDを非表示/違反報告)
ぬるこ(プロフ) - ナナさん» この小説ももうすぐ終わってしまいますが最後まで読んでいただけると嬉しいです^_^ナナさんの感想とても嬉しく楽しみにしてます☆ (2014年7月15日 13時) (レス) id: 8a1cf1d260 (このIDを非表示/違反報告)
ナナ(プロフ) - 小説…読んだよ(^-^)。主人公がジニョンを避ける理由…よく分かった。ミンホという人に｢好き｣って言う前に主人公の目の前でひかれちゃったんだもん。ショックが大きいよね(泣)。可哀想。ゴンチャンも可哀想。 (2014年7月4日 21時) (携帯から) (レス) id: 9f3b56dc92 (このIDを非表示/違反報告)
ナナ(プロフ) - 小説読んだよ。ただ…私苦しい。切ないよ(>_<｡)。ジニョンには…主人公の事諦めないで欲しい。主人公には…早くジニョンをみて欲しい。きっと主人公にミンホという人が過去の人で忘れる日が来るよ。続き待ってるね。 (2014年7月3日 11時) (携帯から) (レス) id: 9f3b56dc92 (このIDを非表示/違反報告)
ナナ(プロフ) - 小説読んだよ(^-^)。バロ…そういう事かぁ〜(o^_^o)バロらしい(^-^)。ジニョン…元気だして(>_<)。続き楽しみにしてるね(^^)。 (2014年7月2日 22時) (携帯から) (レス) id: 9f3b56dc92 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぬるこ | 作成日時：2014年6月24日 4時
