やっぱり弟に振り回される ページ32
〜JIN side〜
キムソクジンごめん!
キムソクジン今着いた!
キムソクジュンおつかれ!
キムソクジュンゆっくりして行きな
キムソクジュン後で声かける
思いのほか仕事が長引き
店に着いたのは19時頃。
今日は兄の新しい店の1周年パーティ。
俺は暇をしていたジミニを連れてきた。
まあ、この間心配をかけてしまった
お詫びも兼ねて…。
『わー！ヒョン、いい匂いですね〜』
元々細い目をさらに細めて
首を振ってくんくん匂いを嗅ぐこの男。
20そこそこの成人男性である。
『カジュアルとはいえ
仕事でお世話になった方も居るんだからね』
『わかってますよー、
あ、あれ食べたいですヒョン！』
『もー…。どれ？
ヒョンが取り分けてあげるから
そこで座って待ってなさい。』
『やった！ありがとうございますヒョン！』
とてとて歩いて空いている席へ向かう
ジミニを確認しながら、料理を取り分け始める。
たしかに美味しそうな料理がたくさんあって
ひとつのお皿にはもちろん取り分けきれない。
お皿2枚を器用に持ちながら取り分けていると
どこかでお会いしたような気がする
おじさんが挨拶してきた。
『や、これはソクジンくん、久しぶりだね』
『あ、ご無沙汰しております。』
『あの広告からウチも右肩上がりでね。
文字通り、君たちは国を動かしているんだなと
実感したよ』
『そんな…僕達は自分たちのやれることを
精一杯やっているだけですから…』
『その歳でこうして謙遜し、
自身と向き合って切磋琢磨できるのは、
本当に素晴らしいことだよ。
ソクジュンさんやご両親も鼻が高いだろうね』
『いえそんな…』
『邪魔をして悪かったね。
まだまだ、育ち盛りなのかな？
たくさん食べて、たくさん活躍してくれよ？』
『…ぁ、いえこれは…』
『また機会があれば飲みにでも行こう。
美味い店を知っているんだ。
ああ、もちろんこの店も絶品揃いだけれどね。』
楽しみにしているよ
そう言って去っていったおじさん。
『……だ、誰…だっけ？』
結局最後まで思い出せなかったが
バレなかったので良しとしよう。
というか、僕がこれを一人で
食べると思われたのが何気に恥ずかしい。
アラサー男子が未だに食い意地張ってるとか
何だかちょっと嫌だ…
後でジミニにちょっかいかけてやろう。
山積みの皿をもってジミニのいる席へ
『…座って待ってろって言ったのに…』
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れん(プロフ) - びぃんさん» もちろんです！ (2021年8月3日 17時) (
レス) id: 4472ef1b1f (このIDを非表示/違反報告)
びぃん(プロフ) - れんさん» またまたありがとうございます！本当はもっと2人にちょくちょく関わらせてみたかったのですが、ウチの主人公がほんと闘牛過ぎてそんな間もなくジンくんをものにしようとしてますね笑笑 ぜひとも最後までお付き合い頂けたら嬉しいです！！ (2021年8月3日 16時) (レス) id: 57661bab90 (このIDを非表示/違反報告)
れん(プロフ) - やっぱりいつ見ても面白いです！コメントせざる負えない！ニヤニヤしすぎてやばいです笑更新楽しみにしてます！！毎度毎度コメント失礼しました！ (2021年8月2日 17時) (レス) id: 4472ef1b1f (このIDを非表示/違反報告)
びぃん(プロフ) - れんさん» れんさんありがとうございます！まさかそう言っていただけるとは思ってもいなかったのでとても嬉しいです！！漸く2人がちゃんと出会えました…笑 是非とも今後の2人を見守っていただけたら嬉しいです！ (2021年7月26日 22時) (レス) id: 57661bab90 (このIDを非表示/違反報告)
れん(プロフ) - 凄ぉく、面白いです！なんかもう笑いすぎてお腹痛いですwこれからも応援してます！あと、更新まってます！ (2021年7月26日 17時) (レス) id: 4472ef1b1f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：びぃん | 作者ホームページ：https://twitter.com/RJSJJVJ666
作成日時：2021年7月20日 8時
