頬を叩いたら痛かった ページ12
その後間もなく小山さんと合流し
すき焼きを頂いた。
オーナーが連れてきたから、ということで
料金はいらないと言われたが、
実際値段はお高めだった。
2人して旨い旨いとフードファイターの如く
食べていたらソクジン兄(仮)に
ご飯は逃げないと笑われた。
食べた後、アンケートに答え、
今度はちゃんと食べに行くと
お約束し、店を後にした。
｢アンタ、何か考え事？｣
｢へ？いえ…｣
小山さんに、ソクジン兄(仮)のこと
どう伝えようか。
まだ確証はないし、カトクも交換したから
様子を見てからの方がいいのか…
｢そういえばA、あのお店
バンタン全員のサイン飾ってあったの見た？｣
｢ｹﾞｯﾎｯ｣
さ、さすが小山さん…
｢あ、あのね小山さん、
これはまだ確証もなくて
私は半分嘘だと思ってるんですけど…｣
この人に隠したままではダメだと
本能が口を動かした。
本当だとしても小山さんは言いふらしたり
悪用する人では決してない。
話し終えたら、さすがの小山さんも
理解が追いつかない様子で首を捻って
フリーズしていた。
｢韓国のお寺…凄すぎない…？｣
｢それ、私も思いました｣
｢とにかく、お兄さんじゃなくても、
友人や仕事相手になり得るわけだから
丁重にお付き合いした方がいいかもね｣
｢ですね。同感です。｣
小山さんの冷静さから
彼女も嘘の路線で考えているようだ。
＜ｶﾄｯ＞
｢ん？カトクの通知？｣
｢お兄さんからじゃない？｣
｢ｷﾞｬｯ!!?｣
トーク画面を開いた瞬間
スマホを落としかけた。
｢どうしたの？｣
｢そ、ソッチニ…｣
｢え？？｣
小山さんに画面を見せる
そこにはソクジン兄(仮)と仲良く肩を組む
愛しのソッチニが写っていた。
｢えー…やっば……これは｣
｢ソッチニの写真、死ぬほど漁ったすけど
こんな写真見たことないですよ…｣
｢んー…ペンか知り合いか。｣
｢どの道ソッチニのこの表情、
プライベートで関係あるかもですね…｣
非常に懐いていそうな顔で
写真に写っているキムソッチニ。
とりあえず保存した。
＜ｶﾄｯ＞
｢まただ…｣
＜今日はありがとうございます！
美味しい様子で食べて良かったです。
Aはとてもいい子だね。
いつでも遊びに来てください。
ソクジンのこと、
これからも宜しくお願いします。＞
＜日本のこと、たくさん教えてね＞
｢お兄さん…｣
｢(仮)…｣
信じちゃいそうだよ…
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れん(プロフ) - びぃんさん» もちろんです！ (2021年8月3日 17時) (
レス) id: 4472ef1b1f (このIDを非表示/違反報告)
びぃん(プロフ) - れんさん» またまたありがとうございます！本当はもっと2人にちょくちょく関わらせてみたかったのですが、ウチの主人公がほんと闘牛過ぎてそんな間もなくジンくんをものにしようとしてますね笑笑 ぜひとも最後までお付き合い頂けたら嬉しいです！！ (2021年8月3日 16時) (レス) id: 57661bab90 (このIDを非表示/違反報告)
れん(プロフ) - やっぱりいつ見ても面白いです！コメントせざる負えない！ニヤニヤしすぎてやばいです笑更新楽しみにしてます！！毎度毎度コメント失礼しました！ (2021年8月2日 17時) (レス) id: 4472ef1b1f (このIDを非表示/違反報告)
びぃん(プロフ) - れんさん» れんさんありがとうございます！まさかそう言っていただけるとは思ってもいなかったのでとても嬉しいです！！漸く2人がちゃんと出会えました…笑 是非とも今後の2人を見守っていただけたら嬉しいです！ (2021年7月26日 22時) (レス) id: 57661bab90 (このIDを非表示/違反報告)
れん(プロフ) - 凄ぉく、面白いです！なんかもう笑いすぎてお腹痛いですwこれからも応援してます！あと、更新まってます！ (2021年7月26日 17時) (レス) id: 4472ef1b1f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：びぃん | 作者ホームページ：https://twitter.com/RJSJJVJ666
作成日時：2021年7月20日 8時
