【ジョジョ3部】トリップ少女は腐女子でスタンド使い Part2 (ページ6)

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44話ページ6

『私の……カンツォーネの能力は音もあるけど、主に治療能力
カンツォーネは蘇生も出来るから恐らくそれで本当の不老不死になりたかったんじゃないかな？』

承｢んなこともできるのか｣

『うん、でも、皆が１回死ぬなんて私が耐えきれないから頑張った』

花｢Aのおかげで今こうして生きてられる
ありがとう｣

アヴ｢そうだな、あの時助けてくれなければ私は死んでいたな｣

『……うん』

カン｢……主｣

『うん？』

カン｢主はDIOに呼ばれ、そして、自分の目的を果たした｣

『カンツォーネ？』

カン｢帰る方法は1つある｣

『…え？』

カン｢我の能力であの空間から本来の場所に帰ることができる｣

『そんなの無かった気がするんだけど』

カン｢戦いが終わった時に出現出来るようになった｣

ポル｢じゃぁ、帰れるのか？｣

カン｢いつでも可能です｣

ジョセ｢良かったじゃないか、そっちにはAの友達も沢山居るだろう｣

『そもそも友達はそんなに居ない←
……そっかぁ、帰れるんだ』

花｢…嬉しくないのかい？｣

『…皆と居れる方がよっぽど楽しかったし…』

承｢帰ればいいじゃねぇか｣

『え？』

承｢誰も二度と会えねぇとは言ってねぇだろ｣

『あっちにはスタンドもないのに？』

承｢会いてぇと思えば繋がれるだろ｣

『適当だなぁ……でも、そうだね
このネックレスもあるし、大丈夫だよね、うん』

花｢決心はついたかい？｣

『そうだね、帰るよ
…寂しくはなるけど、旅してたことを思い出せば辛くはないよね』

カン｢……扉を開く｣

『うん』

最後ぐらい……笑って……さよなら……

『またね』

ポル｢Aが居たおかげで色々救われた
また大人になったら会えるといいな｣

アヴ｢出会いは突然だったが楽しかったな
いつでも、待っている｣

ジョセ｢今ここに全員で居れるのはAのおかげだ、どれだけ月日が経つか分からんが待ってるぞ｣

花｢Aありがとう
Aが居ないと寂しくなってしまうが、また会える日を楽しみにしてるよ｣

イギ｢ガウガウ！｣

承｢最後まで泣き虫なやつだな
一生会えねぇと決まったわけじゃねぇんだ
また会えるだろうよ｣

気づけば涙が溢れている

『また……会う日まで……笑ってお別れ！
またね！絶対会いに行くから待っててね！』

扉をくぐり、そして、閉まる

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