《忍たま乱太郎・BL》忍術学園一の美少女？？？ (ページ9)

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八ページ9

雑渡「……叶夢くん。そんなに恐がられたら流石のわたしもショックだよ(ｽﾄﾝ…・ﾅﾃﾞ…)」

『……！？(ﾄﾞｷｯ…)』

(あれ……？)

雑渡さんは恐怖のあまり怯える叶夢の前にしゃがみ、優しく撫でた。

諸泉尊奈門「もしかしてわたし達の事、覚えていないのかな？アルバイトで何回か一緒になった事あるんだけどね……」

『？アルバイトでしょうか？………あっ！タダ働きなさっていらっしゃいましたお兄さん達でしょうか？』

山本陣内「そうそう！やっと思い出してくれたんだね！」

『何も知らずに恐がって申し訳ございません……』

高坂陣内左衛門「うんん！自己紹介も説明もしなかったわたし達が悪いんだよ。恐がらせてごめんね、その、わたし達の招待が忍者で……幻滅しちゃたかな……？」

『えっと……』

凄腕忍者「とりあえず、今日、この森には今変な忍者が多くて危ないよ。だから森を出るまで付き添っても良いかな？」

『え？』

リング「〈タソガレドキとドクササコもかなり危険な奴等だけどね〉(ｽﾙ…)」

リングさんは懐から出て肩に乗った。

『リングさん』

雑渡「おっ、この子がフェレット忍？」

『ええ、フェレット忍のリングさんです。フェレット忍をご存じでしょうか？』

雑渡「んー。フェレット忍はその一匹しか存在しないからね、あっ、はい。お土産(ｽｯ…)」

『！こちら、お兄さんのお人形さんでしょうか？』

雑渡「雑渡さんギニョールだよ。それとわたしの事、知ってたりするの？」

『えっと……、リングさんからお聞きになりました。タソガレドキ忍軍の忍び組頭の雑渡昆奈門さんで間違えないでしょうか？』

雑渡「おっ、大当たりだよ。本当にフェレット忍は知識豊富なんだね。わたしの事は昆奈門で良いよ」

『え……っ？しかしながら……』

雑渡「わたしが叶夢くんにそう呼んで欲しいんだよ……。ダメ……かな？(微笑み・ﾅﾃﾞ…)」

『だ……っ、ダメではございません……っ、えっと……、昆奈門さん？(ﾄﾞｷｯ!!照)』

雑渡「！？(ﾄﾞｽｯ!!)」

雑渡(なっ！！！可愛い！！)

タソガレドキ(雑渡以外)「叶夢くん！わたしは？わたしは？」

『へっ？？』

諸泉尊奈門「叶夢くん！わたしはタソガレドキ忍者隊の諸泉尊奈門だよ。尊奈門って呼んでね？」