十一 ページ12
『!!?』
(え……?何故……っ)
?「(ザン!!!!)」
『!?(ドキッ…)』
土井先生/山田先生/利吉「え……っ」
突如、叶夢の前に姿を現したのは、六人の身長238cmの高身長の男性達だった。
目の前の人達は叶夢の兄であり忍者界一最強のフリー忍者の六つ子の兄弟だ。
長男の来信さん、次男の阿蘭さん、玲音さん、涼音さん、光音さん、詩音さんの六人の兄達はものすごく心配そうに戸惑う叶夢を見つめていた。
来信「遅くなっちゃてごめんっ!叶夢!何もされてない!?」
阿蘭/玲音/光音/涼音/詩音「ごめんねっ!叶夢!何もされてないかな!?」
『え……?え……?(フリーズ)』
光音「あれ……、フリーズしちゃってるね……。やっぱり何かされたんだね……」
リング「キュー!(バッ…・ベシッ!!)」
光音「あだっ!!リングさん!何するの!?俺の顔取れてない!?」
リングさんは光音さんの顔に向かいドクタケの野望の密書を叩き付けた。
『えっ!?リングさん!そちらはドクタケの密書で間違えないでしょうか!?兵庫水軍さんがお持ちでしたのでは無かったのでしょうか!?』
土井先生/山田先生/利吉「!?」
白雪兄「えっ!?どういう事なの?」
『あ……っ』
リング〈実はね、その密書はドクタケ忍者隊首領。およびドクタケ忍術教室校長の稗田 八方斎が隠し持っていたもう一つの密書なんだよね。もし、兵庫水軍の連中に奪われたり無くなったりしたらのね……〉
『ええ……っ』
白雪兄「あの……っ、お二人さん……」
白雪兄(叶夢の話している言葉は理解出来るが、かなり重要な話をしているみたいだが、フェレットであるリングさんの言葉が全然理解出来ないぞ!!)
白雪兄「お兄さん達にも詳しく教えてくれないかな……?」
『えっと……。その以前に何故お兄さん達がこちらにいらっしゃるのでしょうか?任務のはずではなかったのでしょうか?』
来信「うん、実はカワタレドキ城が今大変な事になっているんだよ……。それを詳しく探る為に忍術学園の学園長先生に呼ばれたんだけど叶夢の身に何か異変を感じたから叶夢の気配を辿って来たんだよ」
阿蘭「あっ、あの校門に立っているのは忍術学園の先生かな?」
涼音「フリーの山田 利吉まで居るな……」
『……』
(私の気配……でしょうか……?)
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作者名:悠月 | 作成日時:2021年11月9日 0時