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51○ ページ6

朝の日差しで目が覚めた。


私はいつ寝てしまったんだろう、

今日が何日で、ここはどこなのかも分からない。



昨日、もしくは寝る前の記憶が全くないのだ。





廉「 んあ、起きた? 」


『 廉……くん?廉くんが何でここに? 』


廉くんは私と目が合うと、
何も言わずに綺麗に涙を流した。






『 何で泣いて……っ 』


そのまま引き寄せるように抱きしめられた私は
廉くんの胸の中にすっぽりと埋まった。







廉「 俺、何も分かってなかった、 」


『 え…? 』


廉「 Aちゃんの嘘に気付いてたくせに、
Aちゃんのこと守る勇気なくて……

自分から手放してしまったけど、
こんなことになるなら、離さんかったらよかった 」



そう言って強く強く私を抱きしめる廉くんは
今にも壊れてしまいそうだった。

私の知ってる、強くて優しい廉くんは
そこには居なかった。






『 ねぇ、待ってよ、
今更そんなこと言われても……遅いよ 』


だけど、私の心はそう簡単には揺らがない。





一度は愛した彼でも、
塗り替えられてしまった心は、



廉「 分かってるよ。でも、






平野は、あいつはもう戻ってこないから 」







変えられない。

たとえ、運命が変わったとしても。

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設定タグ:永瀬廉 , 平野紫耀 , King&Prince   
作品ジャンル:恋愛
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mii(みぃ) - れんこんさん» 待っててくださりありがとうございます!!この作品消すか迷ってたので素敵な感想いただけて嬉しいです、、ありがとうございます! (2019年8月14日 16時) (レス) id: c991b3621f (このIDを非表示/違反報告)
れんこん(プロフ) - 更新して下さってありがとうございます!このお話に出会ったのは少し前になるのですが、 ずっと続きが気になっていたので嬉しいです・・!とても面白かったです。感動しました! (2019年8月13日 14時) (レス) id: b8fdd11d40 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:mii(みぃ) | 作成日時:2018年7月7日 20時

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