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愛する人の幸せを願って、自分を犠牲にした人。
愛する人の想いを背負って、懸命に生きる人。
愛する人を想って、自分の気持ちを押し殺す人。
この世界は、愛に溢れていて、生きにくい。
『 そんなこと言っちゃだめ！
廉くんは廉くんだから、
他に代わりなんていないんだよ？
紫耀も同じ。
だから廉くんは紫耀になろうとしなくていいの、
ありのままを受け入れてくれる人が
絶対居るはずだから。
誰かのために、代わろうとしないで 』
優しい優しい抱擁、
あの時、廉くんがしてくれたように。
廉「 ありがとう 」
ずっとずっと愛を貰ってばかりじゃ、
いつか壊れてしまう。
だから、私も少しずつだけど、
『 ねえ、廉くん 』
廉「 ん？ 」
『 告白、断っちゃったけど、
まだ遅くないかな？ 』
廉「 え、でも…… 」
『 これが、紫耀の願いでもあるから、 』
廉「 ほんまに、ええの？ 」
今度は、しっかりと首を縦に振る。
紫耀の代わりとしてじゃなくて、
ちゃんと廉くんと向き合えた瞬間だった。
廉「 絶対幸せにする 」
廉くんは、また優しく私を抱きしめてくれた。
ねえ、紫耀、聞こえる？
私、やっと見つけたよ、自分の幸せ。
ちゃんと背中を押してくれてありがとう。
私のことを愛してくれてありがとう。
これからもずっと、愛しています。
Love-sick end.
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mii（みぃ） - れんこんさん» 待っててくださりありがとうございます！！この作品消すか迷ってたので素敵な感想いただけて嬉しいです、、ありがとうございます！ (2019年8月14日 16時) (
レス) id: c991b3621f (このIDを非表示/違反報告)
れんこん(プロフ) - 更新して下さってありがとうございます！このお話に出会ったのは少し前になるのですが、 ずっと続きが気になっていたので嬉しいです・・！とても面白かったです。感動しました！ (2019年8月13日 14時) (レス) id: b8fdd11d40 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：mii（みぃ） | 作成日時：2018年7月7日 20時
