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私は、長い長い夢を見た。
ううん、これはきっと夢じゃない。
だって、そこに、目の前に紫耀がいる。
紫「 A、おいで 」
『 やだ、 』
大きく手を広げる紫耀に
ちょっぴり意地悪をしたら、
女の子みたいに頬を膨らませて拗ねてしまった。
『 うそ、 』
ピトっとくっつくように紫耀に抱きつけば、
ギュッと抱き寄せてくれた。
どくどく、紫耀の鼓動が伝わってくる。
『 紫耀、 』
紫「 ん？ 」
『 好きだよ 』
心からの想い、言葉にしても
紫耀はいつものように切なく笑うだけ。
どうすれば伝わるかな、
『 世界で一番、紫耀が好き 』
紫「 急にどうしたん 笑 」
『 なんか、伝えたくなったの、 』
紫「 大丈夫、
Aの気持ちはちゃんと伝わってるよ 」
そう言って優しく笑う紫耀は、
よしよしって頭を撫でてくれた。
『 忘れちゃダメだよ、 』
紫「 うん、忘れない
だから泣くなよ 」
『 え……、 』
紫耀に言われるまで、気付かなかった。
私、何で泣いてるんだろう。
「 ……ちゃ、…A……ん、！ 」
そして、遠くの方から
私の名前を呼ぶ誰かの声が聞こえてきた。
紫「 よし！チャージ完了！ 」
紫耀はそう言って私から離れた。
紫「 行きな？ あいつ、待ってるよ 」
『 え、紫耀、何言って…… 』
紫「 A、大丈夫！ 」
紫耀の 大丈夫 は不思議なくらい
いつも私の背中を押してくれる。
でも、今は押さないで、
まだ、離れたくないのに、
紫「 ばいばい 」
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mii（みぃ） - れんこんさん» 待っててくださりありがとうございます！！この作品消すか迷ってたので素敵な感想いただけて嬉しいです、、ありがとうございます！ (2019年8月14日 16時) (
レス) id: c991b3621f (このIDを非表示/違反報告)
れんこん(プロフ) - 更新して下さってありがとうございます！このお話に出会ったのは少し前になるのですが、 ずっと続きが気になっていたので嬉しいです・・！とても面白かったです。感動しました！ (2019年8月13日 14時) (レス) id: b8fdd11d40 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：mii（みぃ） | 作成日時：2018年7月7日 20時
