放課後空き教室【新･信長公記】 (ページ4)

今日:6 hit、昨日:11 hit、合計:6,415 hit

× ページ4

転校生がやってきてから二週間程経っただろうか

2人の関係は未だに修復されないままだ

秀吉｢…なぁ、明智｣

秀吉｢ほんまにこのままでええん？｣

明智｢Aがそれでいいなら僕はいいよ、｣

明智はほぼ諦めかけていた

上杉｢その顔で言われても何の説得力もないぞ｣

明智｢…｣

秀吉｢やっぱちゃんと話を｣

明智｢僕だって、話せるものならとっくに話してるよ！！｣

～～～～

明智｢…A、｣

『…』

明智｢待って｣

『何』

明智｢この前の返事、まだちゃんと聞けてない｣

『…それは、光秀くんに関係なかったって』

明智｢嘘｣

『っ…』

明智｢ちゃんと話して欲しい、それでもう一回僕と付き合ってほしい｣

『…』

『光秀くんも聞いたでしょ？クローンの話』

明智｢それは…！｣

『史実通り、私の顔には痘痕が残ってる』

『血には抗えない』

明智｢…｣

『ねえ光秀くん、君は本当に私が好きだった？』

明智｢…え？｣

『私たちが惹かれあったのは、所詮私たちに流れる血が原因であって』

『本当の気持ちなんて、』

明智｢違う！｣

『違わないの！！』

『…結局は、それが運命なだけなんだよ』

明智｢僕は、本気でAが好きなんだ！｣

『だから、それは血が！』

明智｢そんなの関係ない！！｣

明智｢誰が何を言ったって、それが血故の運命だって｣

明智｢僕がAを愛してることに変わりは無い！！｣

『…何で、そんなの証拠だってないのに』

明智｢証拠なんて、これから時間を掛けて探せばいいから｣

『…』

明智｢もう一度、僕と付き合ってください｣

『…私でいいの？』

明智｢ううん、Aじゃないと駄目なんだ｣

『…み、みつひで、くんっ、』

明智｢ぇ、えぇ！？泣いてるの！？｣

『わたしも、私も大好き』

明智｢…うん、愛してるよ｣

～～～～

リクエストありがとうございます！！！！

難しいね！！！！！