102話 ページ13
真昼とともに地下の大ホールへ走る
そこになぜか近づくたびに悪寒がした
真昼がそのホールの重いドアをあ開けた
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そこに広がっていたのは、灰塵
その発生源である椿の下位吸血鬼と思われる人がたくさん横たわっていた
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一瞬、理解が追いつかなかった
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ふと聞こえてきた誰かの拍手とピアノの音で意識が現実に戻された
つ「う…っ」
思わず口元を押さえてしまうほどに、見ているのがキツかった
ロ「ブラボーブラボー！あっれぇ、兄さん達！遅いっスよぉ。今ちょうど一曲終わっちゃった！
その拍手の正体はその灰塵の中心にいるロウレス
ピアノの音は言うまでもなくステージの上でピアノの椅子に座っているリヒトさんだ
つ「…これ…二人で…！？」
ロ「いやいや一人っスよ！何人か逃げられちゃったっスけどねぇ」
こんな人数の下位吸血鬼を一人でって…ロウレスってこんなに…！！？
真昼も私も呆然としていると、ガタ、とリヒトさんが椅子から立ち上がった
リヒ「オレの演奏中にうるっせぇんだよ。バカネズミ。殺すぞ」
ロ「マナーの悪い客を排除してあげたんっスよ？お礼は？リヒたん？」
真昼の話通り、強欲の二人は仲がいいとは言い難かった
リヒトさんがロウレスを蹴ろうと攻撃するが、逆にロウレスに攻撃され、向こうの壁に思いっきりぶつかった
つ「リ…っ、リヒトさん！！！」
真「ちょ…っ、主人は人間だろ！？そこまでやったら…」
ロ「あー、いーのいーの。主人は普通の人間より身体能力は上がってるしー、それに…
こんくらいで死ぬようならいらないっス」
その時のロウレスは、こっちが身震いするぐらい冷めきった顔をしていた
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かなと(プロフ) - なのはさん» 返信遅れて申し訳ありません…！なのはさんありがとうございます！更新楽しみにしていただけて嬉しいです…！今後ともよろしくお願いします！ (2020年8月17日 19時) (
レス) id: c38ac02145 (このIDを非表示/違反報告)
なのは(プロフ) - 更新楽しみです！ (2020年6月16日 1時) (レス) id: 122a982782 (このIDを非表示/違反報告)
かなと(プロフ) - なのはさん» コメントありがとうございます！今これからの話を練っているところなのでもうしばらくお待ちしていただけたらと思ってます。長らく更新せずすみません… (2019年2月21日 18時) (レス) id: c38ac02145 (このIDを非表示/違反報告)
なのは(プロフ) - 更新しないのですか？ (2019年2月18日 23時) (レス) id: 122a982782 (このIDを非表示/違反報告)
かなと(プロフ) - なのはさん» コメントありがとうございます！更新楽しみにしていただけて嬉しいです…！真昼落ちにしようかと考えています。これからもよろしくお願いします！ (2018年8月6日 14時) (レス) id: c38ac02145 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：かなと | 作成日時：2017年9月24日 17時
